半田そうめんレシピ8選|冷たいめんつゆから天ぷら・揚げ浸し・カレー・ソーキまで

パスタ・麺レシピ

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半田そうめんを食べ始めてから、少々困ったことになりました。

普通のそうめんに戻れなくなった、という話ではありません。

半田そうめんを見ると、何かをのせたくなるのです。

最初は、透明醤油無添加だしで作った冷たいめんつゆ。

「うん、これは美味しい」

ここで終わっていれば、話は非常に平和でした。

ところが、

「天ぷらも合うのでは?」

「赤紫蘇ジェノベーゼで和えたら?」

「豚バラをトロトロにしてのせても?」

「カレーにつけても負けないんじゃない?」

と、台所の会議が徐々に長引きまして。

気がつけば、半田そうめんの記事が8本できていました。

会議だけは長いのに、そうめんは毎回あっという間になくなります。

ということで今回は、これまで「くんのごはん」で作ってきた半田そうめんレシピをまとめます。

冷たいめんつゆから、夏野菜の天ぷら、赤紫蘇ジェノベーゼ、納豆、揚げ浸し、豚バラソーキ、そしてスープカレーまで。

「そうめんって、こんなに自由だったのか」

という8皿です。


半田そうめんとは?普通のそうめんより太くて、しっかりモチモチ

僕が使っているのは、徳島の「半田手のべそうめん」。

一般的なそうめんより少し太く、

ツルツル。
シコシコ。
そしてモチモチ。

冷水でしっかり締めると、一本一本にかなり存在感があります。

今回使っている竹田製粉製麺工場の半田そうめんは、1束125g。

数字だけ見ると、

「125gか。なかなか立派ですね」

と思います。

ところが食べ始めると、

「あれ、125gってこんなに控えめな数字でしたっけ」

となります。

人間の感覚というものは、空腹時にはあまり信用できません。

そして、この太さとコシこそが半田そうめんの面白いところ。

めんつゆだけではなく、

  • 天ぷら
  • 納豆
  • 温泉たまご
  • 揚げ浸し
  • ジェノベーゼ
  • 豚バラスープ
  • スープカレー

こんな存在感のある具材やソースと合わせても、麺がきちんと残ります。

そうめん界では、かなり足腰の強い選手です。

まずは半田そうめんを食べてみたい方へ


半田そうめんレシピ8選|今日はどれを食べる?

今回まとめるのはこちら。

レシピこんな日におすすめ
透明醤油の冷たいめんつゆまず半田そうめんを味わいたい
夏野菜の天ぷらちょっと贅沢な昼ごはん
赤紫蘇ジェノベーゼ冷麺そうめんに飽きてきた
豚バラソーキ風ガッツリ食べたい
赤紫蘇麹しば漬け納豆混ぜて旨いものが食べたい
茄子の揚げ浸しトロトロの茄子が好き
夏野菜の揚げ浸し野菜をたっぷり食べたい
スープカレーつけ麺「今日はそうめんでいいか」を撤回したい

それでは順番にご紹介します。


1.まずは基本|透明醤油と無添加だしの冷たい半田そうめん

最初に作ったのがこちら。

半田そうめんが美味しすぎた!透明醤油と無添加だしで作る冷たいめんつゆ

半田そうめんが美味しすぎた!透明醤油と無添加だしで作る、透き通った冷たいめんつゆ
ツルツル、シコシコ、モチモチ。徳島名産の半田そうめんを、透明醤油と無添加だしで作った透き通る冷たいめんつゆで味わいました。おいしい茹で方や薬味、ワインとの合わせ方も紹介します。

半田そうめんの白く美しい麺を生かしたくて使ったのが、フンドーダイの透明醤油

そこへ国産素材を使った無添加だしを合わせ、見た目は透き通っているのに、旨味はしっかりある冷たいめんつゆにしました。

最初は何も入れずに。

次に生姜、大葉、みょうが、ねぎ、海苔などを少しずつ。

薬味を変えるたびに表情が変わります。

そうめんというと、

「茹でて、めんつゆを出して終了」

という、夏休み中のお昼担当として非常に効率のいい料理です。

ところが薬味を小皿に並べた瞬間、少し立派になります。

急に「本日の冷製麺料理です」という顔を始めます。

初めて半田そうめんを食べるなら、まずこれ。

麺そのもののツルツル、シコシコ、モチモチを一番わかりやすく楽しめます。

透明醤油めんつゆに使っているもの


2.夏野菜の天ぷらと半田そうめん|天ぷらにも麺が負けません

続いてはこちら。

半田そうめんと夏野菜の天ぷら|透明醤油めんつゆで味わう夏のごちそう

半田そうめんと夏野菜の天ぷらが美味しすぎた!透明醤油めんつゆで食べる夏のごちそう
ツルツル、シコシコ、モチモチの半田そうめんに、冬瓜・ゴーヤ・茄子の夏野菜天ぷらを添えました。魚屋のてんぷら粉でサクッと揚げ、透明醤油と無添加だしの冷たいめんつゆで味わう、夏のごちそうです。

使った夏野菜は、

冬瓜、ゴーヤ、茄子。

冬瓜はサクッ、ジュワッ。

ゴーヤはサクッ、ホクッ。

茄子はサクッ、トロッ。

同じ天ぷらでも、食感がまったく違います。

そして、ここで半田そうめんの太さが効いてきます。

天ぷらの油や衣の香ばしさが加わっても、麺が消えません。

透明醤油めんつゆに天ぷらをちょっと浸して、そのつゆで半田そうめんをすする。

これはもう、

「天ぷらの横にそうめんがいる」ではなく、ちゃんと一つの料理です。

天ぷら蕎麦もいい。

天ざるもいい。

しかし真夏には、天ぷら半田そうめん。

徳島から、かなり有力な候補者が出てきました。

天ぷらには、鰹だし入りの「魚屋のてんぷら粉」を使っています。


3.赤紫蘇ジェノベーゼ冷麺|そうめんが急にイタリア方面へ向かいます

半田そうめんの赤紫蘇ジェノベーゼ冷麺|ゴーヤとトマトの夏レシピ

半田そうめんの赤紫蘇ジェノベーゼ冷麺|ゴーヤとトマトで作る夏の和え麺
もちもちの半田そうめんに、ゴーヤ、トマト、大葉、赤紫蘇ジェノベーゼを合わせた夏の冷麺。自家製赤紫蘇シロップを隠し味に加え、甘酸っぱく爽やかに仕上げます。そうめんを2分茹でてからゴーヤを加え、さらに2分茹でる鍋ひとつの簡単レシピです。

「そうめん=めんつゆ」

この長年の雇用契約を、一度解除してみました。

自家製の赤紫蘇ジェノベーゼに、

  • ゴーヤ
  • トマト
  • 大葉
  • 赤紫蘇シロップ
  • 太白胡麻油
  • 酢またはレモン

を合わせた夏の和え麺です。

赤紫蘇ジェノベーゼには、アーモンド、白ごま、アンチョビ、にんにくなどが入っているので、香ばしさとコクはしっかり。

そこへ赤紫蘇シロップのやさしい甘酸っぱさを少量加えます。

冷製パスタのようでもあり、

和え麺のようでもあり、

でも食べてみると、ちゃんと半田そうめん。

イタリアへ行ったつもりが、最終的には徳島に戻ってきます。

麺にコシがあるので、ジェノベーゼのような濃度のあるソースでも非常によく合いました。


4.圧力鍋20分!豚バラソーキ風半田そうめん

ここから急に重量級です。

圧力鍋20分でトロトロ!豚バラソーキ風半田そうめん|〆は目玉焼き雑炊

圧力鍋20分でトロトロ!豚バラソーキ風半田そうめん|〆は目玉焼き雑炊
マイヤーの圧力鍋で厚切り豚バラを20分加圧。トロホロの豚バラと、その旨味が溶け込んだスープに、もちもちの半田そうめんを合わせました。〆はごはんと半熟目玉焼きを投入した、禁断のソーキ風雑炊です。

厚切り豚バラ肉をマイヤーハイプレッシャークッカーで20分加圧。

形は残しながら、箸でホロッとほぐれるくらいまで柔らかくします。

その豚肉の煮汁に、

和風だし、醤油、オイスターソース、みりんなどを加えてスープへ。

そこへ半田そうめん。

これはもう、

「夏だから軽くそうめんでも食べよう」という人の料理ではありません。

しっかり晩ごはんです。

さらに麺を食べ終えたら、ごはんを入れ、半熟目玉焼きを投入。

背徳のソーキ雑炊へ進みます。

そうめんを食べ始めたはずなのに、最後は雑炊。

一本のドラマの途中で、番組が変わります。

でも、このスープにはそれくらいの力があります。

圧力鍋料理が好きな方へ


5.赤紫蘇麹しば漬けと納豆|これは、とにかくよく混ぜる

赤紫蘇麹しば漬けと納豆の半田そうめん|透明醤油の和え冷麺

混ぜるほど旨い!赤紫蘇麹しば漬けと納豆の透明醤油和え冷麺|半田そうめん125gが一瞬で消えた
赤紫蘇麹しば漬け、納豆、温泉たまご、自家製天かす、ちりめんを、透明醤油のめんつゆと半田そうめんに豪快に絡めました。ツルツル、モチモチ、ポリポリ、ねばねば。一口ごとに違う食感と味わいが楽しめる、夏の具だくさん和え冷麺です。

こちらは冷蔵庫にあった自家製の赤紫蘇麹しば漬けから始まった一皿。

合わせたのは、

  • 赤紫蘇麹しば漬け
  • 納豆
  • 温泉たまご
  • 自家製天かす
  • ちりめん
  • 長ねぎ
  • 大葉
  • 透明醤油めんつゆ

まずきれいに盛り付けます。

写真を撮ります。

そして、

撮影が終わったら全部混ぜます。

ここは遠慮してはいけません。

納豆の粘り、温泉たまごのまろやかさ、天かすのコク、ちりめんの旨味、しば漬けの酸味。

すべてを混ぜることで、透明だっためんつゆが濃厚な和えだれへ変わります。

最初は別々の部署にいた具材たちが、混ぜた瞬間に一つのチームになります。

配属先はおそらく、

夏の食欲増進課。

半田そうめんは太くコシがあるので、これだけ具材を入れて混ぜても負けません。


6.とろける茄子の揚げ浸し半田そうめん

とろける茄子の揚げ浸し半田そうめん|透明醤油めんつゆの冷やしぶっかけ

とろける茄子の揚げ浸し半田そうめん|新生姜と自家製天かすの冷やしぶっかけ
透明醤油めんつゆをたっぷり吸い込んだ、トロトロの茄子の揚げ浸しを半田そうめんにドーン。ちりめん、新生姜、長ネギ、おろし生姜、自家製天かすを加えた、ツルツル、もちもち、カリカリ食感の夏の冷やしぶっかけです。

茄子を揚げて、熱いうちに透明醤油めんつゆへ。

冷蔵庫でしっかり冷やすと、茄子が出汁を吸い込み、トロトロになります。

そして大事なのが、

茄子を漬けたつゆを捨てないこと。

茄子の旨味と油が加わった漬け汁は、そのまま半田そうめんのぶっかけつゆになります。

そこへ、

  • ちりめん
  • 新生姜
  • おろし生姜
  • 長ねぎ
  • 自家製天かす

をたっぷり。

茄子はトロトロ。

麺はモチモチ。

天かすはカリカリ。

新生姜はシャキシャキ。

食感の担当者が、それぞれ非常によく働いております。

暑い日におすすめしたい、冷蔵庫から出してすぐ美味しい一皿です。


7.ゴーヤ・冬瓜・新蓮根|夏野菜の揚げ浸し半田そうめん

茄子だけで美味しかったので、今度は野菜を増員しました。

夏野菜の揚げ浸し半田そうめん|ゴーヤ・冬瓜・新蓮根の冷やしぶっかけ

ゴーヤ・冬瓜・新蓮根の夏野菜揚げ浸し半田そうめん|野菜の旨味が染みた冷やしぶっかけ
ゴーヤ、冬瓜、新蓮根を透明醤油めんつゆで揚げ浸しにし、半田そうめんへたっぷりのせました。野菜の旨味が染み込んだ浸し汁をぶっかけ、赤紫蘇麹しば漬け、ちりめん、大葉を添えた、食感豊かな夏の冷やし麺です。

主役はこちら。

ゴーヤ、冬瓜、新蓮根。

ゴーヤは、油を通すことで苦味がまろやかに。

冬瓜は出汁をたっぷり吸ってジュワッ。

新蓮根は瑞々しく、シャキシャキ。

さらに、

赤紫蘇麹しば漬け、ちりめん、大葉を添えます。

仕上げにかけるのは、もちろん夏野菜を漬けていた透明醤油めんつゆ。

野菜の旨味が全部入っています。

小鉢だった揚げ浸しが、半田そうめんの上にのった瞬間、

副菜から主役へ昇進します。

夏の人事異動は、なかなか大胆です。

野菜をたっぷり食べたい日には、個人的にかなりおすすめの一杯。


8.無印良品カレーで夏野菜スープカレーつけ麺

そして現在、もっとも遠くまで来てしまった半田そうめんがこちら。

無印良品カレーで夏野菜スープカレーつけ麺|半田そうめんの“ひやあつ”アレンジ

無印カレーで夏野菜スープカレーつけ麺!半田そうめんで作る“ひやあつ”夏ごはん
無印良品のカレールーをスパイスと味噌、透明醤油めんつゆでスープカレーにアレンジ。茄子、オクラ、ゴーヤなどの夏野菜をたっぷり入れ、氷水で締めた半田そうめんをつけ麺スタイルでいただきます。冷たい麺と温かいカレーがクセになる、夏におすすめの簡単レシピです。

無印良品の「辛くない りんごと炒め玉ねぎのカレールー」をベースに、

  • クミン
  • ターメリック
  • 粉唐辛子
  • 味噌
  • 透明醤油めんつゆ

を加えて、和風スープカレーにしました。

具材は、

茄子、オクラ、ゴーヤ、青菜。

そして冷水でキュッと締めた半田そうめんを、温かいスープカレーにつけて食べるひやあつです。

普通の細いそうめんでは、カレーの情報量に少々押され気味になるかもしれません。

しかし半田そうめんは違います。

モチッ。

ツルッ。

シコッ。

カレーをまとっても、きちんと麺がいます。

「夏だから今日はそうめんでいいか」

と思って作り始めたはずなのに、

食卓へ出すころには、

「本日のメインはスープカレーつけ麺です」

くらいの顔になっています。

そうめんにも出世というものがあるようです。


結局どれがおすすめ?気分別に選ぶなら

8種類あると迷うので、勝手に案内係をしておきます。

初めて半田そうめんを食べるなら

透明醤油の冷たいめんつゆ。

まずは麺そのものの食感を楽しんでください。

透明醤油と無添加だしの冷たい半田そうめん

野菜をたっぷり食べたいなら

夏野菜の揚げ浸し。

ゴーヤ、冬瓜、新蓮根の食感の違いが楽しいです。

夏野菜の揚げ浸し半田そうめん

ガッツリ食べたいなら

豚バラソーキ風。

しかも〆の雑炊まであります。

もはや「そうめんだから軽い」という言い訳は使用できません。

豚バラソーキ風半田そうめん

そうめんに飽きたなら

スープカレーつけ麺赤紫蘇ジェノベーゼ

この2つまで来ると、「そうめんのアレンジ」という言葉自体が少し怪しくなってきます。

赤紫蘇ジェノベーゼ冷麺

夏野菜スープカレーつけ麺


半田そうめんを美味しく食べる3つのポイント

1.たっぷりのお湯で茹でる

半田そうめんは普通のそうめんより太め。

僕が使っているものは、たっぷりのお湯で約4分茹でています。

鍋の中で麺がきちんと泳げるくらいのお湯を使うのがポイントです。

2.茹で上がったら、しっかり洗う

茹で上がったら冷水に取り、表面のぬめりをやさしく洗い流します。

ここをきちんとやると、あのツルッとした食感が際立ちます。

3.冷たい料理なら最後は氷水

冷麺やぶっかけ、つけ麺なら最後に氷水でキュッと。

麺のコシがよりはっきりします。

たったこれだけですが、

そうめんにとって冷水は、われわれでいう朝のコーヒーくらい重要なのかもしれません。

目が覚めます。


半田そうめんは「夏の保存食」ではなく、かなり使える麺でした

最初は、

「ちょっと太いそうめん」

くらいに考えていました。

しかし食べてみると、この太さとコシが実に便利。

透明醤油めんつゆでシンプルに食べてもいい。

天ぷらを添えてもいい。

ジェノベーゼで和えてもいい。

納豆と混ぜてもいい。

揚げ浸しをのせてもいい。

豚バラスープに入れてもいい。

最後はカレーにまで入りました。

ここまで来ると、

半田そうめんは「そうめん」というより、かなり自由度の高い麺です。

冷たくても、温かくても。

和風でも、洋風でも、中華寄りでも。

具材やソースの味が強くても、麺の存在感が残る。

この懐の深さが、僕が半田そうめんを何度も料理したくなる理由です。

夏になると、

「またそうめん?」

と言われるご家庭もあるかもしれません。

半田そうめんなら大丈夫です。

次の日は天ぷら。

その次は揚げ浸し。

さらにカレー。

一週間後には、

家族のほうから

「今日は半田さん、何になるの?」

と聞かれる可能性があります。

そこまで行けば、もう成功です。

これからも新しい半田そうめん料理を作ったら、このページへ追加していきます。

半田そうめんの夏は、まだ終わりそうにありません。


今回使っているおすすめ食材・調理道具

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