プロフィール紹介
くん|料理とワインと、日々のごはん
はじめまして。
「くんのごはん」を書いている、くんです。
このブログでは、家で作るごはんと、家で飲むワインやお酒を、少し楽しく、少しおいしくするためのレシピや調理の考え方を記録しています。
朝ごはんから夜ごはんまで。
特別な日の料理だけではなく、ふだんの台所で使える料理のヒントを大切にしています。
焦げる。
固くなる。
べちゃつく。
味が決まらない。
ワインを合わせたいけど、何を選べばいいか分からない。
料理には、小さな悩みがたくさんあります。
でも、火入れ、温度、時間、道具の使い方、味の組み立て方を少し知るだけで、いつものごはんはちゃんと変わります。
このブログは、そんな「家の台所で使える知恵」を残していく場所です。
料理と酒の現場で見てきたこと
料理と酒の現場で31年。
ソムリエとして26年、イタリアンシェフとして16年。
実家は町中華だったので、子どものころから鍋を振る音が身近にありました。
普通の家庭なら目覚まし時計で起きるところ、こちらは中華鍋の音です。
なかなかの英才教育。
いや、今思えば、少しだけ油煙教育です。
20代のころは、バーテンダーとして10年ほどカウンターにも立っていました。
厨房、バー、ワイン、料理。
いろいろな現場を通して、ずっと考えてきたのは、
「どうすれば、本当においしく食べて、楽しく飲めるのか」
ということです。
銀座と横浜でレストランを2店舗、独立開業した経験もあります。
現在は、都内の中国料理店でペアリング専門ソムリエとして、料理とワインの組み合わせを考える仕事をしています。
華やかに聞こえるかもしれませんが、実際は失敗もたくさんありました。
焼きすぎた肉。
決まらない味。
思ったようにいかない仕込み。
そして、なぜか忙しい日に限って起きる、小さな事件たち。
料理の現場は、毎日が小さな反省会です。
ただ、その反省が積み重なって、今の「くんのごはん」になっています。
50歳、知天命。これからブログで伝えていきたいこと
6月で50歳になります。
昔の言葉でいえば、知天命の年です。
とはいえ、朝起きたら枕元に、
「あなたの天命はこちらです」
と書かれた封筒が置いてあったわけではありません。
置いてあるのは、いつものスマホ。
少し疲れた肩。
そして、ぶーちゃんの
「散歩、行きますよね?」
という無言の圧です。
それでも最近、少しずつ思うようになりました。
これまで料理とワインの現場で見てきたことを、もっと多くの人に、家庭の台所で使える形にして届けたい。
レストランの技術を、難しい専門用語のまま置いておくのではなく、
家で作れる料理にする。
家で飲む一杯に合わせられる考え方にする。
毎日のごはんが少し楽しくなるヒントにする。
それが、これからの「くんのごはん」でやっていきたいことです。
50歳からは、経験を抱え込むのではなく、少しずつ手渡していく。
そんな気持ちで、このブログを続けています。
このブログで大切にしていること
「くんのごはん」で大切にしているのは、きれいな正解だけを書くことではありません。
レシピ本のように整った料理も素敵です。
でも、家の台所では、思い通りにいかないことの方が多いです。
火が強すぎた。
水分が出た。
肉が固くなった。
魚が焦げた。
ごはんが少しやわらかい。
家族の帰りが遅れて、料理が冷めた。
台所には、予定外の出来事がよく起きます。
まるで月曜朝の電車です。
こちらはエプロンをしているだけで、気持ちはほぼ通勤ラッシュです。
だからこのブログでは、
「なぜ失敗しやすいのか」
「どうすれば失敗しにくくなるのか」
「その道具を使うと、何が楽になるのか」
「その料理には、どんなワインやお酒が合うのか」
を、できるだけ分かりやすく書いています。
料理は、根性だけでおいしくなるものではありません。
少しの理屈と、少しの道具と、少しの余裕。
それだけで、家のごはんはちゃんと変わります。
このブログで書いていること
くんのごはんでは、主に次のようなことを書いています。
・家庭で作れるレシピ
・低温調理の火入れ
・圧力鍋を使ったごはんや煮込み
・ノンフライオーブンを使った焼き物や揚げ物風レシピ
・自家製調味料
・発酵調味料
・料理に合うワインやお酒の考え方
・プロの現場で培った味の組み立て方
・使って分かった調理道具の良さ
・写真と盛り付けで変わる一皿の印象
特別な日だけではなく、普段の朝ごはん、夜ごはん、家飲みが少し楽しくなること。
それが、このブログの一番の目的です。
ソムリエとして伝えたいこと
ソムリエというと、高級ワインを難しい言葉で語る人、という印象があるかもしれません。
たしかに、ワインの世界には専門用語がたくさんあります。
酸、タンニン、ミネラル、余韻、熟成香。
慣れていない方からすると、もはや呪文です。
でも、本当に大切なのは、
「今日の料理に、何を合わせるとおいしいか」
だと思っています。
家のごはんにワインを合わせるのは、実は少し難しいです。
なぜなら、家庭料理は自由だからです。
和食、中華、イタリアン、発酵調味料、醤油、味噌、唐辛子、にんにく、出汁。
いろいろな味が一皿の中に入ります。
だからこそ、くんのごはんでは、
ブドウ品種の特徴、
料理の色、
ソースの味、
熟成感、
香りの方向性、
油分や酸味とのバランスを見ながら、
できるだけ家庭でも使いやすいワイン合わせを書いていきます。
高いワインだけが正解ではありません。
大切なのは、料理と一緒に飲んだときに、
「あ、これいいね」
と思えることです。
その一杯があるだけで、いつものごはんは少し特別になります。
道具について
このブログでは、調理道具についてもよく書いています。
低温調理器。
圧力鍋。
ノンフライオーブン。
電子レンジ調理器。
ミキサー。
フライパン。
包丁。
道具は、料理をラクにしてくれる相棒です。
もちろん、道具を買えばすべて解決するわけではありません。
そこまで世の中は甘くありません。
もしそうなら、我が家の台所はすでに三つ星です。
でも、道具には得意なことがあります。
火入れを安定させる。
焦げにくくする。
短時間でやわらかくする。
油を減らす。
温度を保つ。
失敗を減らす。
くんのごはんでは、実際に使ってみて分かったことを、良いところも、気になるところも含めて書いています。
「買った方がいいです」
だけではなく、
「どんな人に向いているのか」
「どんな料理で役立つのか」
「逆に、なくても大丈夫な場面はどこか」
まで、できるだけ正直に書いていきたいと思っています。
写真について
料理写真を中心に、アマチュア写真家として13年。
Canon 6D、Canon 7Dを経て、現在はCanonのミラーレス一眼とiPhoneを併用しています。
高価な機材でなくても、
家庭で作った料理が「おいしそう」に見えることを大切にしています。
料理は、味が一番です。
でも、写真も大事です。
せっかく作った料理なら、見た瞬間に、
「食べたい」
と思ってもらいたい。
湯気、照り、焼き色、ソースの流れ、器とのバランス。
そういう小さなところも、料理の楽しさのひとつだと思っています。
ブログでは、実際に家で作った料理を撮影しながら、
盛り付けや写真の見せ方も記録しています。
そして、ぶーちゃん
相棒は、トイプードルのぶーちゃんです。
2026年3月で11歳。
毎朝の散歩と、食卓の気配を誰よりも大切にしています。
料理をしていると、だいたい近くにいます。
こちらが味見をしていると、
「それは、ぼくの分もありますよね」
という顔をします。
ありません。
でも、その表情を見るたびに、
家のごはんというのは、料理そのものだけではなく、
その時間や空気も含めて楽しいものなんだと思います。
くんのごはんには、ときどきぶーちゃんも登場します。
料理の専門的な話が続いたあとに、ぶーちゃんがひと言。
これが意外と大事です。
人間だけで真面目に考えすぎると、料理は少し固くなります。
ぶーちゃんがいると、ちょうどよくほぐれます。
くんのごはんで届けたいこと
このブログで届けたいのは、
「すごい料理」だけではありません。
もちろん、手の込んだ料理も好きです。
低温調理も好きです。
圧力鍋の検証も好きです。
ワインのペアリングを考えるのも好きです。
でも、一番届けたいのは、
今日のごはんが、少し楽しくなること。
朝ごはんが少し楽しみになる。
夜ごはんの一皿が少しうまくいく。
家飲みのワイン選びに少し迷わなくなる。
料理の失敗が、次の工夫に変わる。
そんな小さな変化を、少しずつ増やしていきたいと思っています。
料理は、毎日のことです。
だからこそ、少し楽になるだけで、暮らしが変わります。
くんのごはんが、そのきっかけになれたら嬉しいです。
運営者情報
くんのごはんは、家庭で作れる料理、調理器具を使った調理検証、ソムリエ視点のワインペアリングを紹介する食卓ブログです。
実際に自宅で作った料理をもとに、レシピ、調理時間、使った道具、味の感想、失敗しにくいポイントを記録しています。
運営者は、料理とワインに携わってきた経験をもとに、日々のごはんを少し楽しく、少しおいしくするための記事を作成しています。
お問い合わせは、お問い合わせページよりお願いいたします。
最後に
派手な成功談はありません。
でも、現場で積み重ねてきた経験と失敗があります。
家庭の台所で試してきた料理があります。
料理に合わせてきたワインがあります。
そして、毎朝こちらを見つめるぶーちゃんがいます。
50歳からは、そのひとつひとつを、少しずつ言葉にして残していきたい。
焦げない理由。
固くならない火入れ。
おいしくなる道具の使い方。
家のごはんに合うワイン。
そして、毎日の食卓を少し楽しくする考え方。
くんのごはんは、そんな台所の記録です。
どうぞ、ゆっくり読んでいってください。