アンチョビとキャベツと青唐辛子のペペロンチーノ|キャベツの甘みと塩気が香る大人の夜パスタ

🌙ひとくちメッセージ

キャベツの甘み、アンチョビの塩気、青唐辛子の刺激。
シンプルなのに奥行きのある味わい。
今日の夜ごはんは、静かな時間を整える“大人のペペロンチーノ”です。


📷今日の献立

・アンチョビとキャベツと青唐辛子のペペロンチーノ
・グリッロ(シチリア白ワイン)


✍今日のエッセイ

フライパンの中でアンチョビが溶け出し、
オリーブオイルに香りが移っていく。
そこへ青唐辛子が加わると、空気が一瞬ピリッと引き締まり、
最後にキャベツを入れた瞬間、ふっと甘い香りが立つ。

この一皿は、まるで“対話”のよう。
塩味、甘み、辛みがそれぞれの距離を保ちながら、
ひとつの調和を生み出していく。

夜の静けさの中で、グラスを傾けながら味わうと、
少しだけ自分の呼吸が整っていくような、そんなパスタです。


🧂レシピ

キャベツのビタミンCと食物繊維がたっぷり。
アンチョビの発酵うま味で塩分は控えめでも満足感◎。
青唐辛子のカプサイシンで代謝アップ。
「夜遅くても罪悪感が少ない、ワインが似合うパスタ」です。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
スパゲッティ(ディチェコ1.9mm)100g
キャベツ2枚(ざく切り)
青唐辛子1本(小口切り)
アンチョビフィレ2枚
にんにく1片(みじん切り)
オリーブオイル大さじ2
黒こしょう適量
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作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で香りを出す。
  2. アンチョビと青唐辛子を加え、軽く炒める。
  3. 茹でたスパゲッティとキャベツを加え、茹で汁少々で乳化させる。
  4. 黒こしょうをふって仕上げる。

📝栄養メモ

キャベツは、胃の粘膜を守る「ビタミンU(キャベジン)」を多く含み、
お酒を飲んだ夜の胃にもやさしい野菜。
さらにビタミンC・カリウム・食物繊維が豊富で、
むくみを和らげ、消化を整えてくれる働きがあります。

アンチョビは小魚を発酵させた旨味の宝庫。
少量でもアミノ酸が豊富で、塩分を抑えながら深い味わいを作れる“天然の調味料”。
発酵によるミネラルとタンパク質が、体の代謝を穏やかにサポートします。

青唐辛子に含まれるカプサイシンは血行を促進し、
冷えた体を内側から温めてくれます。
唐辛子の辛味成分は少量で代謝を高め、
夜に食べても脂肪として溜まりにくいのがポイント。

そしてオリーブオイルのオレイン酸が、
腸をやさしく刺激して消化を助けてくれる。
食後も胃もたれせず、ワインとの相性も抜群。


🍷 ソムリエのひとこと

アンチョビの塩気と青唐辛子の刺激には、
シチリアの白ワイン「グリッロ」がおすすめ。
柑橘とハーブの香りがキャベツの甘みを引き立て、
余韻は海辺を歩くようにすっきりと長く。
“料理が主役、ワインは伴奏者”という関係が心地よい夜です。


🍇 ソムリエおすすめワインリスト

以前に私がレストランでペアリングに使用したワインをご紹介します。
静かな夜のパスタに寄り添う、香りと余韻の4本。
塩気と甘み、そしてわずかな辛味——。
その繊細なバランスに“音楽のように響くワイン”をどうぞ。


👉 グリッロ / プラネタ(伊・シチリア)
柑橘と白い花、ハーブの香りが混ざり合う、地中海の風のような白。
アンチョビの塩味とキャベツの甘みをつなぎ、
青唐辛子の刺激をやさしく受け止めてくれる。
ひと口飲むたびに、海辺の夕暮れが静かに広がります。


👉 ソアヴェ・クラシコ / ピエロパン(伊・ヴェネト)
ミネラルと白桃の余韻が美しいクラシックな白ワイン。
アンチョビの旨味を柔らかく包み、
ペペロンチーノのオイルに溶け込むような優しさ。
「静けさの中の果実味」を感じたい夜に。


👉 ヴェルメンティーノ (伊・サルデーニャ)
潮の香りとレモンピールのニュアンス。
ペペロンチーノの辛味を清涼感で引き立て、
オイルの余韻をキュッと締める塩味が心地よい。
“料理をもう一口進めてしまう”危険なワイン。


👉 アルバリーニョ (ポルトガル)
軽やかな酸味と瑞々しい柑橘の香り。
青唐辛子の清涼感を映すような一本。
飲み終わる頃には、舌の上に“透明な余韻”が残る。
ペペロンチーノを食べ終えてからも、
口の中で物語が続くワインです。

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🐾 ぶーちゃんのひとこと

「キャベツだけちょっと欲しい…いい香りするんだもん🐶」
ぶーちゃんはキャベツが大好きでキャベツを切る音だけでキッチンをのぞき込みます


✨ まとめ

夜のごはんは、静かに味わう時間。
キャベツの甘みとアンチョビの塩気、
青唐辛子の香りが心を整えてくれる。
グラスの中で揺れるワインの香りとともに、
今日も静かな満足が広がります。

🍚 牡蠣と九条ネギのオイスター餡かけ|ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはんの物語

ひとくちメッセージ

牡蠣の旨みを九条ネギと茄子のとろみで包み、
湯気の向こうに秋の気配を感じながら。
静けさの中で体が整っていく、そんな朝のごはんです。

今日の献立

  • 牡蠣と九条ネギと茄子のオイスターソース炒め(ごはんに合うように餡掛けで)
  • 茄子の揚げ浸し
  • 豆腐と厚揚げと水菜のチャンプルー(レモンとナンプラーであっさりと)
  • 納豆ととんぶり
  • ワカメと厚揚げと九条ネギの白いとこのスープ
  • 土鍋ごはん

☀️ 今日のエッセイ

最近、朝のキッチンに立つと、音の順番が愛おしく感じる。
湯を沸かす音、包丁がまな板を叩く音、オイスターソースが鍋肌で香る音。
全部が「今日も生きてるよ」と言ってくれている気がする。

牡蠣を炒めながら、秋の朝の冷たい空気を感じる。
九条ネギの香りが少し甘くなって、茄子が静かに油を吸っていく。
餡を仕上げた瞬間の“とろみの呼吸”が、心を落ち着かせてくれる。

料理って、味より先に“整う”んだと思う。
体が、香りと湯気で少しずつ目を覚ます。
そうして迎える一日は、なんだか優しい。

レシピ

牡蠣と九条ネギと茄子のオイスターソース炒め

牡蠣の亜鉛と鉄が“朝のエネルギー”を静かに補ってくれる一皿。
九条ネギの甘みと温かい餡で、体の奥からゆっくり目が覚めます。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
牡蠣(SETOUCHI OYSTER 冷凍かき 広島県産 )6粒
九条ネギ1本
茄子1本
オイスターソース大さじ1
醤油小さじ1
みりん小さじ1
水溶き片栗粉小さじ2
ごま油(JOYL純正ごま油)少々
  1. 牡蠣を塩水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭く。
  2. フライパンにごま油を熱し、茄子を炒める。
  3. 九条ネギと牡蠣を加え、調味料を合わせて軽く煮る。
  4. 水溶き片栗粉でとろみをつけ、器に盛る。

茄子の揚げ浸し

一晩出汁を吸いこんだ茄子は、塩分と水分のバランスをふわっと整えてくれる“朝のリセット副菜”。
生姜の香りが、頭も体もスイッチを入れてくれます。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
茄子2本
出汁(無添加 高級あご入り だし粉末 )200ml
醤油大さじ1
みりん大さじ1
生姜(おろし)少々
鰹節(鹿児島県 枕崎産 極上 荒本節 使用 花 かつお)適量
揚げ油(まいにちのこめ油)適量
  1. 茄子を半分にして切れ目を入れて素揚げする。
  2. 出汁・醤油・みりんを温め、茄子を漬ける。
  3. 冷蔵庫で一晩寝かせ、朝に冷たいままいただく。
  4. 食べる直前におろし生姜と鰹節をのせる。

豆腐と厚揚げと水菜のチャンプルー

豆腐と厚揚げのたんぱく質で、朝イチの体にやさしく燃料補給。
レモンとナンプラーの香りが代謝スイッチを入れてくれる、軽いけど満足系のおかずです。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
木綿豆腐1/2丁
厚揚げ1/2枚
水菜1/2束
キャベツ2枚
ナンプラー小さじ1
レモン汁小さじ1
ごま油小さじ1
にんにく(刻み)少々
  1. 豆腐を水切りし、厚揚げを一口大に切る。
  2. ごま油で厚揚げを焼き、にんにくを香り立たせる。
  3. 豆腐と水菜、レンジで蒸したキャベツを加えて軽く炒め、ナンプラーとレモン汁で仕上げる。

納豆ととんぶり

発酵×食物繊維のタッグ。
とんぶりのプチプチは“腸の目覚まし時計”みたいな存在で、体の内側からスッと整う小鉢です。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
納豆1パック
とんぶり小さじ2
醤油少々
ごま適量
  1. 納豆をよく混ぜて空気を含ませる。
  2. とんぶりと醤油を加えて合わせる。
  3. 仕上げにごまを散らす。

ワカメと厚揚げと九条ネギの白いとこのスープ

ミネラルとやさしい油分が一緒にとれる、朝の“浄化スープ”。
九条ネギの甘みがじんわり広がって、飲み終わるころには呼吸が深くなります。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
出汁250ml
厚揚げ1/3枚
九条ネギ(白い部分)10cm
乾燥ワカメ(伊勢志摩産ワカメ)小さじ1
少々
醤油小さじ1/2
  1. 出汁を温め、厚揚げとワカメを入れる。
  2. 九条ネギを加え、ひと煮立ち。
  3. 塩と醤油で味を整える。

土鍋ごはん

炊きたての白米は、噛むほど甘くなる“やさしいエネルギー”。
おこげの香ばしさごと食べると、ちゃんと食べた満足感が心まで落ち着かせてくれます。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
白米(青天の霹靂)2合
400ml
ひとつまみ
  1. 米を研ぎ、30分浸水。
  2. 土鍋に米と水を入れ、中火にかける。
  3. そのままの火加減で12分、
  4. 沸騰して湯気がでてきたら火を止めて20分蒸らす。
  5. おこげまでごちそう。

🍚 青天の霹靂を土鍋で炊く、至福の一膳

青森のブランド米「青天の霹靂」。
炊き上がりは一粒一粒が凛と立ち、土鍋の中で白い光を放つよう。
蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気は、まるで朝の森を抜ける霧のようで、
ほのかな甘みと香ばしいおこげの香りが心を包み込みます。

口に運べば、外はつややかで中はふっくら。
噛むほどに米の芯に隠れた上品な甘みが広がり、
どんなおかずも引き立てながら、主役としての存在感を放ちます。

「青天の霹靂」は、冷めても粒感がほどけず、お弁当にもぴったり。
土鍋で炊くことで、米本来の旨味と香りが一層際立ち、
一膳の中に“日本の四季と手間の美学”が宿ります。

📝栄養メモ

牡蠣と九条ネギのオイスター餡かけ|亜鉛と鉄で“整う朝”

海のミネラルは“朝のサプリメント”。
牡蠣の亜鉛が肌を整え、鉄が酸素を運ぶ。
九条ネギの甘みがその流れをやさしく後押ししてくれる。
食べ終えたあと、呼吸が深くなる朝。

茄子の揚げ浸し|出汁で落ち着く、朝のリセット

油をまとった茄子が出汁を吸っていく音は、まるで深呼吸。
カリウムが余分な塩分を流して、むくみ対策にもなる。
“体の静電気”が抜けていくような副菜。

豆腐と厚揚げと水菜のチャンプルー|たんぱく質と香りの目覚まし

豆腐の植物性たんぱくが身体を内側から静かに起こし、
ナンプラーの香りが感覚をシャキッとさせる。
南の風みたいな塩気とレモンの酸味で、代謝がふっとあがる朝。

納豆ととんぶり|腸が笑う小鉢

発酵の力と食物繊維のつぶつぶ。
とんぶりのプチプチが、胃腸に「おはよう」を伝える。
静かな幸福感が、口の中から体へと広がる。

ワカメと厚揚げと九条ネギの白いとこのスープ|浄化の出汁で整う朝

ワカメのミネラルと厚揚げのカルシウム。
出汁の透明感が、体の奥に残った“昨日の疲れ”を洗い流す。
飲み干すたびに、体の輪郭がすっと整う。

土鍋ごはん|白米の中にある小さなご褒美

噛むほどに甘みが増す炊き立ての白米。
米のアミノ酸は、朝の集中力のガソリン。
おこげの香ばしさは“今日もちゃんと生きてる”という香り。

ソムリエのひとこと

朝の牡蠣は、静けさをまとったワインが似合う。
ジュラのサヴァニャンなら、出汁とオイスターの余韻を深めてくれる。
夜に思い返すなら、ロワールのシュナン・ブラン。
白桃の香りが、九条ネギの甘みと溶け合う。
まるで“朝をもう一度やり直せるような”一杯。

🍷おすすめワインリスト

ドメーヌ フィリップ ヴァンデル サヴァニャン(仏・ジュラ)

ナッツやバターの香り、白胡椒の余韻。
牡蠣の旨味を引き立てながら、後口に出汁のような深みを残す。
「和の出汁と仏の酸」が出会う、静かな白ワイン。

ドメーヌ デ ギュイヨン
ソミュール キュヴェ ヴァン デュ ノール ブラン(仏・ロワール)

白い花、洋梨、レモンピール。澄んだ酸。
九条ネギの甘みや茄子の油分に寄り添って、食後を軽くまとめてくれる。
飲み終わったあと、朝露みたいな透明感だけが残る。

ピノ・ビアンコ アルト・アディジェ(伊・北イタリア)

すりガラスのように柔らかい白。
豆腐と厚揚げのチャンプルーと合わせると、レモンの酸味と一体になる。
「重くない満足」の正体はこれです、というタイプの1杯。

グラヴナー リボッラ・ジャッラ(伊・フリウリ)

琥珀色の液体に、熟した柑橘とハーブの香り。
納豆やとんぶりの発酵のニュアンスを包み込んで、
“発酵がワインになる瞬間”を見せてくれる。
静かな夜、深く息をつきたい時のワイン。

まとめ

朝のごはんは、静けさの贅沢。
香り、音、湯気、どれも穏やかでやさしい。
整うということは、満たすことではなく、
“ほどよく空けておくこと”。
今日も心に小さな余白を残して、始まる一日。

ぶーちゃんのひとこと

「ねぇ、それ…牡蠣ってぼくも食べられるの?」
ネギ抜きなら、すこしだけね🐾
朝日を背に、しっぽがふわっと揺れていました。

🍷 落ち着いた夜に整うラムディナー|ソムリエが綴る体にやさしい夜ごはんの物語

🌙 ひとくちメッセージ

ラムランプは58℃で2時間。
火入れは静かに、香りは上品に。
カダイフのパリパリが音で語る夜。
整う夜のごはん時間です。


📸 今日の夜ごはん

◉ トマトと胡瓜とクラゲのタルタル・秋田とんぶりと共に
(クリームチーズとアボカドを合わせ、トマトドレッシングで仕上げ)

◉ ラムランプ肉の低温調理ステーキ
小松菜のガーリックソテーと、じゃがいもカダイフ巻き焼き添え
(58℃で2時間火入れ。じゃがいもは水溶き片栗粉でまとめてカダイフを巻き、オリーブ油でカリッと)

◉ 小松菜と舞茸の豆乳カルボナーラ
豆乳のまろやかさが、パルミジャーノの香ばしさと重なってやさしく締めくくる。


✏️ 今日のエッセイ

最近、カダイフにハマっている。
細い麺のような生地を指でふわりとほぐして、包んで、焼く。
油を吸いにくく、香ばしい音までおいしい。
調理中から「今日の夜ごはん、絶対うまいやつ」と確信していた。
じゃが芋で試してみる事に。

ラムランプは58℃で2時間。
低温でゆっくり火を通すと、赤身の中に旨みが静かに宿る。
香ばしいカダイフの横で、ラムの脂がほのかに甘く香る。
仕事を終えた夜の自分に、ちゃんとした“ご褒美”をあげた気分。
低温調理は簡単に美味しく、火も使わなので安全に調理できるのが◎

クラゲのタルタルは前菜のようでいて、まるでサラダの完成形。
トマトの酸味、胡瓜の清涼感、アボカドのまろやかさ。
とんぶりのプチプチが、舌の上で「また明日もがんばれ」と言っているみたいだ。

豆乳カルボナーラで締める夜は、やさしい。
パルミジャーノの塩味が豆乳を引き締めて、
“体にやさしいけど満足できる夜”を静かに演出してくれる。


🍽 献立一覧

  • トマトと胡瓜とクラゲのタルタル・秋田とんぶりと共に
  • ラムランプ肉の低温調理ステーキ・じゃがいもカダイフ巻き焼き
  • 小松菜と舞茸の豆乳カルボナーラ

🧂 レシピ

🐑 ラムランプの低温調理ステーキ

ラムランプは「赤身の貴公子」と呼びたくなる存在。
鉄分と亜鉛、そしてビタミンB群が豊富で、
一日の終わりに“疲れを内側からほどく”ようなエネルギーをくれます。
 ※※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
ラムランプ肉200g
小さじ1/2
黒こしょう少々
豆乳大匙1
小松菜1束
刻みにんにく小さじ1
オリーブオイル大さじ1
じゃがいも中1個
カダイフ適量
片栗粉(溶いたもの)少々
バルサミコソース少量

作り方

  1. ラムランプに塩こしょうと豆乳(臭み取り用)を入れてジップロックに空気を抜きながら密封し、58℃で2時間低温調理。低温調理器の詳細は写真をタップ⇩
  2. 仕上げに表面を香ばしくt強火で焼く。
  3. じゃがいもは細切りにし、水溶き片栗粉を絡めてカダイフで包む。
  4. オリーブオイルでこんがり焼く。
  5. 小松菜はガーリックオイルで軽くソテーし、全体を盛り付ける。
  6. バルサミコソースをお皿に回しかける(バルサミコソースの作り方はコチラ

🥗 クラゲとトマトのタルタル

クラゲのコラーゲンと胡瓜のカリウムで、体の水分バランスをやさしくリセット。
そこに秋田とんぶりのプチプチ食感を加えると、腸が喜ぶ“デトックスの前菜”に。
 ※使用した器はコチラからご覧ください⇩
材料分量
クラゲ(塩抜き済)50g
ミニトマト4個
胡瓜1/3本
クリームチーズ20g
アボカド1/2個
秋田とんぶり小さじ1
トマトドレッシング小さじ2

作り方

  1. すべての具材を角切りにし、ボウルで和える。
  2. 皿に丸く形を整えて盛り付け、とんぶりをのせてドレッシングをまわしかける。

🍝 小松菜と舞茸の豆乳カルボナーラ

豆乳のイソフラボンはホルモンバランスの味方。
舞茸のβグルカンが免疫を整え、
小松菜の鉄分が“お疲れモード”の体をふわっと持ち上げてくれます。
 ※使用した器のシリーズの詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
パスタ80g
舞茸50g
小松菜1/2束
豆乳100ml
パルミジャーノ・レッジャーノ大さじ2
卵黄1個
黒こしょう適量

作り方

  1. パスタを茹でる。
  2. フライパンで舞茸と小松菜を炒め、豆乳を加えて温める。
  3. 火を止めて卵黄とチーズを絡める。
  4. 黒こしょうで香りづけ。

🌿 栄養メモ

🐑 ラムランプの低温調理ステーキ|鉄と旨味で整うご褒美肉

低温調理で余分な脂を落としながら旨味を閉じ込めたこのステーキは、
ジム帰りでも食べたいほどの「軽やかなご褒美肉」。
添えた小松菜のビタミンKが鉄の吸収を助けてくれるので、
体の巡りまで整う一皿です。
翌朝、鏡の中の肌がしっとりしているのは……きっとラムのおかげ。


🥗 トマトと胡瓜とクラゲのタルタル・秋田とんぶりと共に|肌もお腹も整う前菜

アボカドとクリームチーズの脂質は“きれいになる油”として美容にも◎。
見た目は涼しげなのに、食べると体の内側が整っていく感覚がある。
肌とお腹、両方を満たしてくれる幸せな一品です。


🍝 小松菜と舞茸の豆乳カルボナーラ|夜パスタを罪悪感ゼロに

パスタなのに重くない。
豆乳のまろやかさとパルミジャーノの香ばしさが調和して、
夜の胃が「ありがとう」と言うタイプのカルボナーラです。
一日の締めくくりに、やさしく寄り添ってくれる味。


🍠 じゃがいもカダイフ巻き焼き|香ばしさで満足感をつくる“天使の衣”

カダイフは油を吸いにくく、軽いのに食べ応えのある不思議な食材。
外はサクッ、中はホクッ。
食感そのものがごちそうです。

最近、どうやらこの“パリパリ食感”にハマってしまったようで、
揚げるたびに音が心地よくて、つい笑ってしまう。
食事って、味だけじゃなくて音や香りも大事なんだと改めて実感。
まさに“天使の衣をまとった炭水化物”です。

🍷 ソムリエのひとこと

今日の主役はラムと豆乳。
つまり、赤でも白でも“どっちも似合う夜”。

ラムにはスパイス感のある南仏のグルナッシュ。
豆乳カルボナーラには、北イタリアのピノ・ビアンコ。
クラゲのタルタルにはオレンジワインを合わせたい。

「整う食卓は、ワインを迷わせない」——そんな夜の一杯を。


🍇 ソムリエおすすめワインリスト

以前に私がレストランでペアリングに使用したワインをご紹介します!夜ごはんのお供にどうぞ。静かな時間を、グラス一杯の香りで整えて。

👉 ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス コート・デュ・ローヌ(仏)
熟したベリーとスパイス、タイムやローズマリーのような地中海の香り。
ラムランプの甘やかな脂と溶け合い、
噛むたびに「肉とハーブの対話」が口の中で続く。
飲み終わる頃には、グラスの底に“温かい余韻”が残ります。

👉 トルブレック・ウッドカッターズ・シラーズ(豪)
果実の力強さと黒胡椒の香りが印象的。
低温調理で仕上げたラムの柔らかさを、
まるでバリトンの声で包み込むように支えてくれる一本。
「赤身をワインで磨く」とはまさにこのこと。

👉 アルト アディジェ ピノ ビアンコ 2024 サン ミケーレ アッピアーノ (伊)
豆乳カルボナーラのまろやかさに寄り添う、
白い花とナッツの香りを持つ穏やかな白。
乳製品のコクを引き立てながら、後味は清楚なミネラル感。
夜遅くでも“罪悪感ゼロで飲める”軽やかさが魅力。

👉 グラヴナー リボッラ・ジャッラ(伊)
琥珀色の液体に、熟成した柑橘とハーブの香り。
クラゲやとんぶり、味噌や豆のニュアンスを包み込む発酵の美学。
この一本があるだけで、和と洋の境界が消える。
「静かな夜に語りたくなるワイン」とは、こういうもの。


✨ まとめ

夜の食卓って、派手さより“整う感覚”が大事。
ラムの旨み、豆乳のやさしさ、そしてカダイフの軽やかな香ばしさ。
すべてが「今日もおつかれさま」を静かに包んでくれる。
明日の朝がちょっと楽しみになるような夜ごはん。
それが、くんのごはん流「整う晩餐」です。


🐾 ぶーちゃんのひとこと

「ねぇねぇ、それ…いい匂いしてるけど…ラムってボクのじゃないの?」
——そんな顔で見つめるぶーちゃん。
でも代わりに、茹でささみをちょっと多めに。
香ばしい香りに包まれて、今日も気持ちよく寝落ちしました。

今日の朝ごはん|湯葉と豚ロースの焼き春巻き・レモン餡掛け ― ソムリエが綴る体にやさしい朝食レシピ

今日の献立

  • 豚ロースの低温調理の湯葉で焼き春巻き・レモン餡掛け
  • 山クラゲとキクラゲのオイスターソース炒飯・どんぶり乗せ
  • いもがらとキクラゲの炒め煮
  • キクラゲと豚ロースとキャベツのマヨ炒め・すりごまをかけて

ひとくちメッセージ

湯葉のパリッとした香ばしさの中に、低温調理した豚ロースのやわらかさがふわっと入っています。そこへレモン餡がとろんと絡んで、朝から「やさしいのに満足する」一皿に。
キクラゲは今日は完全レギュラー。炒めても、煮ても、和えても、コリコリといい音で目が覚める。食感がちゃんと元気にしてくれる朝ごはんです。

レシピメモ

湯葉の焼き春巻き・レモン餡掛け

湯葉は高たんぱくで低脂肪、豚ロースはビタミンB群が豊富。
筋肉も代謝も両方サポートしてくれる黄金タッグ。
レモンのクエン酸が疲労をリセットしてくれるから、朝からエンジンが静かに始動。
“優しさで目が覚める”タイプのごはん。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
低温調理した豚ロース適量(食べやすい棒状に)
生湯葉(または巻ける湯葉)必要枚数
少々(焼き目用)
出汁100ml
レモン果汁小さじ1〜2
薄口醤油少々
片栗粉+水(とろみ用)適量
仕上げ青のり適量

作り方

  1. 豚ロースを湯葉で巻き、フライパンで表面をこんがり焼く。
  2. 小鍋に出汁を温め、レモン果汁と薄口醤油で味を整える。
  3. 水溶き片栗粉でゆるくとろみをつけ、レモン餡にする。
  4. 器に餡を敷き、焼いた湯葉春巻きをのせて青のりをふる。

山クラゲとキクラゲのオイスターソース炒飯・とんぶり乗せ

山クラゲは食物繊維とカルシウム、キクラゲは鉄とビタミンD。
つまり「腸と骨のWサポート炒飯」。
オイスターソースの旨みがミネラルを引き立て、
一口で“整う”感覚がふわっとくる。
噛むたびに体が「おはよう」と言ってる気がします。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
ごはんお茶碗2杯分
山クラゲ(戻して刻む)適量
キクラゲ(粗みじん)適量
1個
オイスターソース小さじ1〜2
適量
黒こしょう少々
とんぶり少々

作り方

  1. フライパンに油を熱し、卵をふんわり炒めて取り出す。
  2. 同じフライパンで山クラゲとキクラゲを香ばしく炒める。
  3. ごはんと卵を戻し、オイスターソースと黒こしょうで味をまとめる。
  4. 器にこんもり盛る。とんぶりをのせて完成。コリコリ食感が主役です。

いもがらとキクラゲの炒め煮

昔ながらの“デトックス食”。
いもがらの繊維が腸内をやさしく掃除し、
キクラゲの鉄分が血を整える。
甘辛く煮ると、胃腸が「今日もよろしく」と笑うような安心感。
健康診断の前に出したい小鉢No.1。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
いもがら(戻して短く切る)適量
キクラゲ適量
醤油小さじ1
みりん小さじ1
輪切り唐辛子1本
ごま油少々

作り方

  1. 鍋に少量の油をひき、いもがらとキクラゲと唐辛子を軽く炒める。
  2. 醤油とみりんを加え、弱火でじんわり煮含める。
  3. 仕上げにごま油を一滴。落ち着く味の小鉢になります。

キクラゲと豚ロースとキャベツのマヨ炒め(すりごまがけ)

豚のビタミンB1とキャベツのビタミンCが、疲労回復のダブルケア。
マヨネーズとごまで“良質な脂”を少しだけプラスして、
朝の脳を滑らかに起動。
つまりこれは、「食べる栄養ドリンク」。
ごまの香りで目が覚める朝です。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
豚ロース(薄切り or 食べやすくカット)適量
キャベツ(ざく切り)ひとつかみ
キクラゲ(食べやすく切る)適量
マヨネーズ小さじ1〜2
すりごまたっぷり
塩・こしょう少々

作り方

  1. フライパンで豚ロースを炒め、色が変わったらキャベツとキクラゲを加える。
  2. 軽くしんなりしたらマヨネーズで全体をまとめ、塩・こしょうで味を整える。
  3. 器に盛り、すりごまをたっぷり。朝からちょっと元気でます。

栄養メモ

豚ロースと湯葉は高たんぱく。しっかり食べても重くならず、朝から体の材料になる感じ。
キクラゲは鉄分と食物繊維が豊富。コリコリ噛むうちに自然とよく噛むので、満足感も◎。
いもがらは食物繊維たっぷりの昔ながらの知恵食材。やさしい甘辛味は“胃の準備運動”みたいな役目です。

ソムリエのひとこと

もし夜にもう一度この献立をゆっくり食べるなら、湯葉の焼き春巻きにはやわらかな白ワインを合わせたい。酸が立ちすぎないタイプだとレモン餡と喧嘩せず、湯葉と豚の旨みをふわっと抱きとめてくれる。

炒飯やマヨ炒めのコクには、果実味がほんのりある白も良いし、軽いスパークリングもきれい。油の後ろにいる甘みを引っぱり出してくれるので「夜のごほうび」になる。

朝はやさしく、夜はちょっと艶っぽく。ひと皿で一日を二回楽しめる、そんな朝ごはんでした。

今夜のためのワインメモ

ソムリエがおすすめするワインをピックアップ!
ワインの詳細は写真をタップ

  • ソアヴェ・クラシコ(イタリア):白い花と柑橘の香り。レモン餡をちゃんと受け止めて、湯葉のやさしい旨みを壊さない。
  • アルザスのピノ・ブラン:まろやかで角がない酸。キクラゲ入りの炒飯みたいな香ばしい一品と仲がいい。
  • 甲州 シュール・リー(山梨):和の出汁や発酵っぽい旨みと並べると、ストンと落ち着く安心感。ゆっくり飲みたい夜に。

ぶーちゃんのひとこと

「きょうはコリコリの日? コリコリっていい音だよね。ぼくもコリコリしたい。(※気持ちの話です)」写真ぶれてる🐶

🍚アランチーニとバーグピカタのリメイクブレイクファースト|ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはん

🍽 ひとくちメッセージ

残り物リゾットはアランチーニに、昆布ハンバーグのタネはピカタに。昨日と一昨日の名残が、今朝は新しい舞台で輝きます。


✏️ 本日のエッセイ

冷蔵庫を開けると、二日前のリゾットが「まだ出番ありますよ」と囁き、昨日のハンバーグが「今日は卵の衣をまとって舞台に立ちます」と自己主張。そんな残り物たちをまとめて朝ごはんの主役に抜擢しました。

リゾットは丸く揚げられてアランチーニに、中心にはモッツァレラチーズのサプライズ。アンチョビ香草パン粉で衣を纏い、イタリアの街角に香るバール風の一皿に。
ハンバーグのタネはふわりと卵のドレスをまとい、ピカタとして再登場。まるで昨日の続きを演じる俳優のようです。
キャベツと卵のスープは、その舞台を優しく見守るナレーター。リメイク上手の食卓は、冷蔵庫の中から生まれる小さなドラマでした。


📋 献立

  • アランチーニ(残りリゾット+モッツァレラ入り、アンチョビ香草パン粉仕上げ)
  • バーグピカタ(鶏胸肉ハンバーグタネのリメイク)
  • キャベツと溶き卵のスープ

🍳 レシピ(2人分)

アランチーニ(ライスコロッケ)

炭水化物とチーズでエネルギー満点。サクッと感とチーズのとろけ具合は「二度寝の誘惑より危険」
材料分量
残りリゾット茶碗2杯分
モッツァレラチーズ50g
パン粉(アンチョビ+ハーブ入り)適量
小麦粉適量
1個
我が家の揚げ油(こめ脂)適量
トマトソース100ml

作り方

  1. リゾットを丸め、中にモッツァレラを入れる。
  2. 小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつける。
  3. 中温の油できつね色に揚げる。
  4. 温めたトマトソースの上に盛り付ける。

バーグピカタ

高たんぱく低脂肪の鶏胸肉に卵のコク。健康的なのに「洋食屋の日替わりランチ」を食べている錯覚。
材料分量
鶏胸肉ハンバーグのタネ2個分
1個
薄力粉適量
オリーブオイル大さじ1
付け合わせ野菜(例:水菜・レタス)適量

作り方

  1. ハンバーグのタネを成形し直し、薄力粉をまぶす。
  2. 溶き卵を絡め、オリーブオイルで両面をこんがり焼く。
  3. 野菜の上にのせて盛り付ける。

キャベツと溶き卵のスープ

ビタミンと食物繊維で体を整える。やさしい味わいは「胃袋のカウンセリングルーム」。
材料分量
キャベツ1/8玉
1個
鶏がらスープ400ml
塩・胡椒少々
小口ネギ適量

作り方

  1. 鍋にスープを沸かし、キャベツを加えて柔らかく煮る。
  2. 溶き卵を回し入れてふんわり固める。
  3. 塩胡椒で調味し、仕上げにネギを散らす。

🍷 ソムリエのひとこと

今日の朝食は、まるで再演の舞台。
リゾットはアランチーニに姿を変え、トマトソースをまとって堂々とカーテンコール。バーグピカタは昨日の続きを演じる二幕目の主役。そしてキャベツのスープは舞台全体を包むナレーションのような存在。
そんな再演の舞台を照らすのはワイン。泡は拍手のざわめき、白は清らかな旋律、赤は情熱的な伴奏、日本酒はしっとりと幕を下ろすピアノソロ。リメイク料理はワインと出会うことで、見事に“喝采を浴びる主役”に生まれ変わります。


🍷 おすすめワインリスト

プロセッコ(イタリア・泡)
 青リンゴの香りと軽快な泡がアランチーニのサクサク感を盛り上げる。乾杯のように一日の幕開けを祝う一本。

ヴェルメンティーノ(イタリア・白)
 地中海の風を感じる塩味とハーブ香。バーグピカタの卵と鶏肉を軽やかに引き立てる。

バルベーラ・ダスティ(イタリア・赤)
 明るい酸味と赤い果実の香りが、トマトソースとベストマッチ。アランチーニを立派なワインのお供に昇格させる。


✨ まとめ

残り物は、工夫次第で立派な主役に。冷蔵庫の奥に眠る食材は、舞台の袖で出番を待つ俳優かもしれません。リメイク料理は、節約だけでなく、物語を紡ぐクリエイティブな時間でもあります。


🐾 ぶーちゃんのひとこと

「ぼくも昨日のおやつの残りで、今日も主役にしてほしいな!」

🍚 鶏胸肉と昆布のハンバーグと古代米ごはん|体にやさしい朝食レシピとワインペアリング

✨ キャッチコピー

昆布の旨みをまとった鶏胸肉ハンバーグと、古代米ごはんで体がすっきり整う朝ごはん。残り物昆布を主役に変える一皿です。

✏️ エッセイ

おはようございます。
今朝は「余韻を楽しむ」朝ごはん。昨日の真鯛の昆布締めで使った昆布を再利用し、鶏胸肉と合わせてふっくらハンバーグに仕立てました。
出汁を吸った昆布が鶏の中で“第二の人生”を送り、まるで舞台を移した名脇役のような存在感。添えた黒鮑茸のソテーが香ばしく寄り添い、控えめながらも拍手を浴びています。

サラダには真鯛の昆布締めをスライスしてリーフと合わせました。魚の旨みと野菜のシャキシャキ感が同居し、口の中は朝から大合唱。
木の子はバルサミコとローズマリーで香り高く仕上げ、すでにワインを呼んでいる気がしますが…朝ですから我慢。

冷や奴はシンプルに、布海苔と昆布のスープはやさしく、古代米ごはんは噛むたびに滋味が広がる。静かに体と心が整っていくのを感じる朝でした。


📋 献立

  • 鶏胸肉と昆布のハンバーグ、黒鮑茸のソテー添え
  • 真鯛の昆布締めとサッと炒めたリーフのサラダ
  • 色々木の子のバルサミコマリネ、ローズマリー風
  • 冷や奴
  • 布海苔と昆布のスープと古代米ごはん

🍳 レシピ(2人分)

鶏胸肉と昆布のハンバーグ、黒鮑茸のソテー添え

鶏胸肉は低脂肪・高タンパクで筋肉にやさしく、昆布のミネラルが体を整える。ふんわりジューシーに仕上がった瞬間、「あれ?これ健康食だっけ、それともごちそうだっけ?」と嬉しい混乱が訪れる。

美濃焼フラットプレート「シンプルなのに料理を主役に変える黒いステージ」鶏胸肉ハンバーグも、この一枚でレストラン顔負けに。

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材料分量
鶏胸肉ひき肉200g
昆布(昆布締めの残り)適量
ネギ(みじん切り)大さじ2
しょうが(すりおろし)小さじ1
卵黄2個分
塩・胡椒少々
黒鮑茸2枚
オリーブオイル大さじ1

作り方

  1. ボウルに鶏ひき肉、刻んだ昆布、ネギ、しょうがを入れてよくこね、塩胡椒で味を整える。
  2. 小判型に成形し、フライパンで両面こんがり焼き、中まで火を通す。
  3. 別のフライパンで黒鮑茸をオリーブオイルでソテーし、添えて仕上げる。

真鯛の昆布締めとリーフサラダ

真鯛の良質なたんぱく質に、リーフとトマトのビタミン。ひと口で「爽やかさ」と「満足感」が同居し、面接にカリスマ面接官が同席してくれるような安心感。

美濃焼かいらぎ「和と洋をつなぐ万能プレート。盛り付けた瞬間、普段の炒め物が“和モダンレストラン”に早変わり。」

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材料分量
真鯛の昆布締め6切れ
リーフ野菜1/2袋
ミニトマト4個
オリーブオイル大さじ1
少々

作り方

  1. リーフ野菜をサッと炒め、皿に広げる。
  2. 昆布締めの真鯛を薄切りにしてのせる。
  3. トマトを散らし、オリーブオイルと塩をかけて仕上げる。

木の子のバルサミコマリネ

食物繊維が腸を整え、ポリフェノールが血管を守る。バルサミコの甘酸っぱさとローズマリーの香りが合わさると「健康サプリ」なのに「イタリアンレストランの前菜」にしか感じない。

美濃焼SAKUZAN「食卓に小さな彩りを添える、サクザンの器。お茶もワインも、つい話が弾む“ひと口の魔法”。」

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材料分量
舞茸・しめじ・エリンギなど合計150g
オリーブオイル大さじ1
にんにく2個
バルサミコ酢大さじ2
塩・胡椒小さじ1
ローズマリー3枝

作り方

  1. 木の子を食べやすく切り、オリーブオイルで炒める。
  2. バルサミコ酢と醤油を加えて照りを出す。
  3. ローズマリーを加えて香りを移し、冷ましてマリネにする。

冷や奴

大豆イソフラボンはホルモンバランスを整え、胃腸にもやさしい。つるりと喉を通った瞬間、「ああ、胃袋に保健室があったらこんな味」と思わされる。
材料分量
絹ごし豆腐1丁
おろししょうが適量
醤油少々

作り方

  1. 冷やした豆腐を切り、器に盛る。
  2. おろししょうがをのせ、醤油を回しかける。

布海苔と昆布のスープ

海藻と雑穀の食物繊維で体内クリーンアップ。「健康診断よ、かかってこい!」と叫びたくなる。
材料分量
布海苔5g
昆布出汁400ml
醤油小さじ1
少々
小口ネギ少々

「海の恵みをそのまま乾かした天然ふのり。味噌汁に入れれば、一杯で“磯の香りの旅”に出られます。」

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海藻本舗 マニュファクトリー
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作り方

  1. 昆布出汁を温め、布海苔を加える。
  2. 醤油と塩で味を調える。
  3. 小口ネギを散らして仕上げる。

古代米ごはん

材料分量
白米1合
古代米大さじ2

作り方

  1. 白米を研ぎ、古代米を加えて炊飯する。
  2. 蒸らしてから全体を軽く混ぜる。

🍷 ソムリエのひとこと

今朝の食卓は「海と山と畑のトリオ」。鶏胸肉と昆布のハンバーグは淡白さの中にしみじみとした旨みがあり、そこに黒鮑茸の香ばしさが寄り添います。真鯛の昆布締めサラダはミネラル感が強く、まるで白ワインを呼んでいるかのよう。木の子のバルサミコマリネはヨーロッパの香りをまとい、冷や奴と古代米が和の余韻を残す。
「和と洋のあわい」を渡り歩くこの献立には、ワインもまたジャンルを超えて寄り添う必要があります。


🍷 おすすめワインリスト

👉 甲州 シュール・リー(山梨)
昆布締めの真鯛とミネラル感がぴたり。飲むたびに「甲州って出汁のソウルメイトだな」と思わされる一本。

👉 シャブリ(仏)
柑橘とミネラルが鶏胸肉のハンバーグに爽やかさをプラス。朝日と一緒に飲みたい気分。

👉 エミリア=ロマーニャのランブルスコ(伊)
軽い泡が木の子とバルサミコに寄り添う。休日ブランチならこれ。

👉 日高見 純米酒(宮城)
米の旨みが古代米にマッチ。スープとも好相性。食卓を“和”でまとめ上げる名司会者的存在。

✨ まとめ

昨日の昆布が今日の主役に。残り物が新しい物語を生み、食卓がつながっていく――そんな連続ドラマのような朝ごはんでした。


🐾 ぶーちゃんのひとこと

「昆布って二回も出番あるの?ぼくもごはんおかわり二回いけます!」

🍚 今日の朝ごはん|牡蠣とフォー出汁の茶漬け風リゾットで迎える一日 ― ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはんの物語

献立

  • 牡蠣の焼きリゾット、牡蠣からでた旨みとフォー出汁の茶漬け風
  • メヒカリの唐揚げ、トマトソース
  • シラスと九条ネギのフリッタータ

🌿 キャッチコピー
「リゾットなのにお茶漬けみたい?牡蠣とフォー出汁が織りなす一杯で、朝からすっと体が整います。」

✏️ 今日のエッセイ

おはようございます。
今朝は少し贅沢に、牡蠣の焼きリゾットをフォー出汁で茶漬け風に仕立ててみました。

リゾットと聞くと「イタリアンの名店」、フォーと聞くと「ベトナムの屋台」、そして茶漬けといえば「日本のお茶の間」。この三者が同じ食卓に集合するとは、さながら国連の緊急会議。しかも議題は「美味しい朝をどう迎えるか」。結論から言うと、全会一致で「最高」でした。

メヒカリの唐揚げは、名前こそ地味ですが、一口食べればその脂のりにびっくり。「君、ほんとは主役級だったの?」と驚かされます。そこへトマトソースをかければ、たちまち小料理屋からイタリアンバルに転身。小魚のくせに“ダブルキャリア”を持つ、なかなかのやり手です。

シラスと九条ネギのフリッタータは、卵のふんわりとした甘みに九条ネギの香りが溶け合い、京都の朝市を歩いているような気分に。しかもシラスが加わることで、ふわふわ卵の中にサプライズが隠れている感じ。まるで宝探しのようで、つい夢中でほおばってしまいました。


🍳 レシピ

牡蠣の焼きリゾット、フォー出汁の茶漬け風(2人分)

牡蠣は“海のミルク”。亜鉛と鉄分で免疫力アップ、タウリンで疲労回復。フォー出汁と合わせれば、朝から胃腸にやさしい“温泉旅行気分”。
「エナジードリンクより、牡蠣リゾット!」と声高に言いたい朝ごはんです。

料理が映えるのか、器が映えるのか――いや、両方です。朝から食卓が“美術館巡り”になる一枚

材料分量
前日の残った古代米ごはん茶碗2杯分
粉チーズ適量
薄力粉適量
牡蠣4粒
ニンニク1片
白ワイン大さじ2
フォー用スープストック400ml
塩・胡椒適量
オリーブ油大さじ1
スナップエンドウ(トッピング用)少々
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海のミルク”は伊達じゃない。滋養たっぷりで、ひと口ごとに健康診断をドヤ顔で受けられる気分

黄金色の一滴で、ただの炒め物が“地中海バカンス”に。パンにつけてもワインを呼ぶ危険なやつです

お湯を注ぐだけで、台所がホーチミンに。朝の眠気も“フォーッ”と飛んでいきます。

作り方

  1. フライパンにオリーブ油を熱し、ご飯を丸く広げ両面をこんがり焼きリゾットにする。
  2. 別鍋で牡蠣をニンニクと白ワインで軽く蒸す。
  3. フォー用スープを温め、塩胡椒で調整。
  4. 器にリゾットを置き、牡蠣をのせ、熱々のスープをかける。青菜を飾って完成。

メヒカリの唐揚げ、トマトソース(2人分)

小魚ながらDHA・EPAたっぷりで脳と血管にやさしい。トマトのリコピンで抗酸化もプラス。「唐揚げ食べてるのに、健康診断が怖くない」…そんな夢を見せてくれます。
材料分量
メヒカリ6尾
薄力粉適量
揚げ油(米油)適量
トマトソース(市販可)100ml
パセリなど少々
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サクッと軽い揚げ上がりは、米油ならでは。唐揚げを食べた罪悪感が“半分オフ”になる魔法の油

作り方

  1. メヒカリに軽く塩をふり、薄力粉をまぶす。
  2. 中温の油でカラッと揚げる。
  3. 器にトマトソースを敷き、揚げたメヒカリをのせる。パセリを散らす。

シラスと九条ネギのフリッタータ(2人分)

カルシウムたっぷりのシラスと、ビタミン豊富な九条ネギの共演。卵のタンパク質も加わり「三種の神器」のような安心感。朝から“栄養の大運動会”が始まります。
材料分量
3個
シラス30g
九条ネギ1本
オリーブ油大さじ1
塩・胡椒適量
トマトソース適量

作り方

  1. 卵を溶き、シラス・刻んだ九条ネギを混ぜる。塩胡椒で味付け
  2. オーブン用皿にオリーブ油を塗り、ノンフライオーブンで15分焼く。


🍷 ソムリエのひとこと

牡蠣のミネラル、メヒカリの脂、シラスと卵の優しい旨み。全てをまとめるには、酸とミネラルを持つワインがベストです。ワインが食材の通訳者になってくれるのです。


🍷 ソムリエのおすすめワインリスト

👉 アルザス リースリング(仏)
柑橘とミネラル感が牡蠣の旨みをスッと引き立てる。初めて合わせた時「海風が部屋に吹き込んできた」と錯覚しました。

👉 テルラーノ ピノ・ビアンコ(伊)
果実味と酸のバランスで、メヒカリの脂をリフレッシュ。休日の昼下がりに揚げ物と合わせて「午後の予定?キャンセルでいいや」と思わせてくれました。

トスカニー イタリアワイン専門店
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👉 黒龍 純米吟醸(福井)
米の旨みとやわらかさで全体を包む万能型。寒い朝にぬる燗で飲んで、指先まで温まった経験あり。牡蠣にも卵にも優しい一杯。

名入ラベル彫刻老舗 うらかわ酒店
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✨ まとめ

牡蠣・メヒカリ・シラス。海の恵みを三方向からいただいた今朝の食卓。そこに野菜と卵が加わり、栄養も旨みもまるで合唱団のように響き合いました。朝から「海と畑と食卓の交響曲」を楽しんだ気分です。


🐾 おまけコーナー|ぶーちゃんの朝散歩

今日は公園のベンチの下をくんくん調査。帰宅すると牡蠣の香りに目を丸くして「僕のごはんには入ってないよね?」という顔。カリカリを見せると安心したのか、またしっぽをふりふり。

🍚 今日の朝ごはん|大和芋と納豆のぶっかけ蕎麦で整う一日 ― ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはんの物語

献立

  • 大和芋とろろと納豆のぶっかけ蕎麦(白出汁仕立て)
  • おぼろ豆腐を岩塩胡麻油で
  • 蒸しキャベツとちりめんと鰹節のポン酢かけ
  • 〆の蕎麦湯

✏️ 今日のエッセイ

朝の台所で大和芋をする音は、まるで「今日も元気に始まります」のオープニングジングル。粘りが糸を引くたびに気持ちもスイッチオン。そこに納豆が加わると、粘りと粘りの応援団タッグ。白出汁が全体をまとめてくれるので、まるでベテラン司会者つきの番組進行です。

おぼろ豆腐は岩塩と胡麻油で。豆腐のやさしい甘さに岩塩のミネラルがキラリ、胡麻油の香ばしさがふわり。手短なのに「食卓の俳句」みたいに余韻が残ります。

蒸したキャベツに、ちりめんと鰹節をのせてポン酢を回しかければ、爽快な酸味が朝の空気を一層澄んだものに。口の中で「和風ロックフェス」が開演するようでした。

そして、最後の蕎麦湯。とろみある温かさが喉をすべり落ちると、体の奥から「よし、今日もいける」と小さな拍手が聞こえてくるようでした。


🍳 レシピ

大和芋とろろと納豆のぶっかけ蕎麦(2人分/白出汁仕立て)

大和芋は消化酵素が豊富で、胃腸をやさしくケア。納豆は血流を助けるナットウキナーゼの宝庫。そこに蕎麦のルチンが加われば、まさに「循環器系の三銃士」。朝から頼もしさ満点です。
材料分量
蕎麦(乾麺)2人分(180g)
大和芋150g
納豆2パック
卵黄(お好みで)1個
白出汁大さじ3
大さじ3
薬味(ネギ・刻み海苔・わさび少々)適量

“そば通”を名乗るならコレ。家で食べても、信州の風が吹きます

作り方

  1. 蕎麦をゆでて冷水でしめる。
  2. 大和芋をすりおろす。白出汁と水を合わせて割り出汁をつくり、とろろに混ぜる。
  3. 器に蕎麦を盛り、とろろ・納豆・卵黄をのせる。
  4. 薬味を添えて完成。

おぼろ豆腐を岩塩胡麻油で(2人分)

おぼろ豆腐はイソフラボンでホルモンバランスを整え、岩塩のミネラルと胡麻油の抗酸化成分で栄養バランスに華を添えます。

豆腐もサラダも、器に入れた瞬間にワンランク上。皿の魔法です

材料分量
おぼろ豆腐1丁
岩塩少々
胡麻油小さじ1

作り方

  1. 器におぼろ豆腐を盛る。
  2. 岩塩をふり、胡麻油を回しかける。

蒸しキャベツとちりめんと鰹節のポン酢かけ(2人分)

キャベツはビタミンCが豊富で、ちりめんのカルシウムと鰹節の旨みがタッグを組むと「骨と肌に直行便」。ポン酢の酸味が全体をまとめ上げます。

キャベツもじゃこも、ここに盛ると急に主役顔。器ってズルいですね

材料分量
キャベツ1/4玉
ちりめんじゃこ大さじ2
鰹節ひとつかみ
ポン酢大さじ1〜2

ご飯にのせても良し、炒めても良し。“万能助っ人”が冷蔵庫に常駐

削りぶしの香りはまるで舞台の幕開け。和食のオープニングテーマです

かけるだけで料理上手になります。まさに“魔法のしずく

作り方

  1. キャベツをざく切りにして電子レンジで蒸す。
  2. ちりめん・鰹節をのせ、ポン酢を回しかける。

〆の蕎麦湯

蕎麦湯はルチンやビタミンB群を補給しつつ、体をじんわり温めてくれる「縁の下の力持ち」。最後に飲むと「はい、会議終了!」と体内の空気が整うようでした。

蕎麦をゆでた後の湯をそのまま器へ。
ほんの少し醤油を垂らしても美味。


🍷 ソムリエのひとこと

「粘り」と「発酵」のダブル主演。そこに白出汁と蕎麦湯という脇役が加わり、舞台全体が日本らしい落ち着きに包まれる。ワインや日本酒はその音楽隊。強すぎず、そっと寄り添う選曲が正解でした。


🍷 ソムリエのおすすめワインリスト(4本/新提案)

アルバリーニョ(スペイン・リアス・バイシャス)
👉 潮風を思わせるミネラル感が、ちりめんや鰹節の旨みと響き合う。
蕎麦の香ばしさにも軽やかに寄り添い、「海辺の朝ごはん」のような清涼感。

グリューナー・フェルトリーナー(オーストリア)
👉 白胡椒のニュアンスがキャベツやポン酢の酸味と絶妙に調和。
納豆の発酵香をリフレッシュし、食卓に爽快なリズムを与えてくれる。

マコン・ヴィラージュ(フランス・ブルゴーニュ南部/シャルドネ)
👉 果実味が柔らかく、おぼろ豆腐や大和芋の甘みにしっとり寄り添う。
朝の食卓を「縁側のひなたぼっこ」みたいに穏やかに演出。

にごり酒/どぶろく風(日本)
👉 優しいとろみと甘酸っぱさが蕎麦湯とシンクロ。
発酵食品との相性は抜群で、「発酵仲間たちの同窓会」のような安心感。


✨ まとめ

大和芋・納豆・蕎麦という王道の和の組み合わせに、豆腐やキャベツが加わり、栄養とやさしさを両立させた食卓。発酵と粘りが支える朝ごはんは、体を内側から整え、軽やかに送り出してくれました。


🐾 おまけコーナー|ぶーちゃんの朝散歩

落ち葉を踏む音に耳を立て、鼻をクンクン。帰宅すると、納豆の香りに少し顔をしかめてから「でも、僕のごはんはカリカリでいいや」と言わんばかりにしっぽをフリフリ。今日も元気にスタートしました。

今日の夜ごはん|牡蠣と京都九条ネギの白ワインバターソースpasta|ソムリエが綴る夜ごはんの物語


🍽️ 献立

◉ 牡蠣と京都九条ネギの白ワインバターソース(フジッリ)


✏️ エッセイ(安住アナ風)

夜ごはんの主役はぷっくりとした牡蠣。
そこに登場するのが京都の九条ネギ。緑の彩りとやさしい甘みが、牡蠣の旨みをぐっと引き立てます。

フライパンで白ワインとバターがじゅわっと香りを放った瞬間、「あ、今日はレストラン気分だな」と心が切り替わります。
パスタはフジッリ。ソースをしっかりと抱き込んで、牡蠣とネギの旨みを余さずキャッチ。

お皿を前にすると、つい口に出るのは「これ、ワインがいるやつ」。
そう、今夜は間違いなくワインのためのごはんです。


🍳 レシピ

牡蠣にはタウリンや亜鉛が豊富で、疲れた体をぐっと元気にしてくれます。
九条ネギはビタミンCや食物繊維たっぷりで、風邪の季節の頼れる味方。
「牡蠣とネギでダブルガード!」なんて健康番組のテロップが浮かんでしまいましたが、実際この組み合わせは免疫力アップにも役立ちます。

料理をのせると、まるで“お店で出された一皿”に見える魔法のお皿なのです

材料分量
フジッリ160g
牡蠣(加熱用)200g
九条ネギ2本
白ワイン100ml
バター30g
オリーブオイル大さじ1
鷹の爪1本
にんにく1片(みじん切り)
塩・黒胡椒適量

ソースを巻き込みすぎて、最後まで主役を譲らないネジネジパスタだよ

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噛んだ瞬間に海がじゅわっ。ぷっくりボディで、バターをまとえばもう無敵な牡蠣

作り方

  1. 牡蠣は解凍し塩水で洗って水気を拭く。九条ネギは5cm長さに切る。
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れ、香りが出たら牡蠣を加えて軽く焼く。
  3. 白ワインを注ぎ、アルコールを飛ばす。
  4. 茹で汁、バターを加えてソースを作り、茹でたフジッリと九条ネギを加えて和える。
  5. 塩・黒胡椒で味を整え、器に盛る。

🍷 ソムリエのひとこと

牡蠣と白ワインバター、もう相性は説明不要なレベルの鉄板コンビ。
ここに合わせたいのはミネラル感のあるシャブリ。牡蠣の塩気をミネラルが引き立て、バターのまろやかさを酸がきれいに切ってくれます。
もし和の要素を強めたいなら、すっきり辛口の**純米吟醸酒(山田錦系)**もおすすめ。九条ネギの甘さと驚くほど寄り添います。


🍇 ワインリスト

  • William Fèvre Chablis(ウィリアム・フェーヴル シャブリ)
  • Louis Jadot Bourgogne Chardonnay(ルイ・ジャド ブルゴーニュ・シャルドネ)
  • 而今 純米吟醸 山田錦(三重)

🌟 まとめ

牡蠣と九条ネギ、海と大地の恵みを白ワインバターでつなげた一皿。
フジッリがソースをしっかり抱えて、最後までワインとともに楽しめる夜ごはんになりました。

🍚 今日の朝ごはん|秋の恵みで五感を満たす―ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはんの物語

献立

  • 大和芋と黒海苔と鮑の肝のオイスターソース炒め
  • 黒鮑茸となめこのバター醤油炒め煮
  • ピーマンと水菜とちりめんの胡麻和え
  • キクラゲと布海苔のチキンスープ
  • 古代米ごはん

✏️ 今日のエッセイ

おはようございます。

今朝の主役は大和芋と鮑の肝。粘りとコクが合体した瞬間、口の中で「異色のデュエット」が始まりました。黒海苔が加わると合いの手が入り、気づけばオイスターソースが指揮者よろしくまとめてくれる。朝ごはんが紅白歌合戦になってしまったような盛り上がりです。

黒鮑茸となめこはバター醤油で仕上げると、ヨーロッパの社交場から一転、山奥の囲炉裏端に連れていかれる二刀流の味わい。ピーマンと水菜とちりめんの胡麻和えは「グリーンチームのリレー選手」。軽快な歯ごたえと香ばしさで、朝から応援席がざわつきます。

仕上げはキクラゲと布海苔のスープ。飲むと体内放送が「まもなく業務開始いたします」と流れ出す感じ。古代米のごはんがその判子を押してくれて、はい今日も無事、出社完了。

🍴 レシピ(材料と分量:2人分)

大和芋と黒海苔と鮑の肝のオイスターソース炒め

大和芋と黒海苔と鮑の肝を炒め合わせた一皿は、滋養のトリオ。大和芋の消化酵素が朝の胃腸をスムーズに動かし、鮑の肝がタウリンで肝臓を後押し。そこに黒海苔のミネラルが加われば、まるで「内臓会議」が一斉に始まったよう。司会進行はオイスターソース。朝から頼れる進行役です。

料理をのせただけで“高級店のワンシーン”。実はお値段お手頃です。

材料分量
大和芋1本
鮑の肝1個分
黒海苔適量
オイスターソース大さじ1
醤油小さじ1
ごま油小さじ1

作り方

  1. 大和芋を拍子木切りにし、水にさらしてアクを抜く。
  2. 鮑の肝を叩いてペースト状にする。
  3. ごま油で大和芋を炒め、肝・オイスターソース・醤油を加える。
  4. 最後に黒海苔をちぎって散らす。

ふわっと散らせば、たちまち料亭。朝の食卓が“予約困難店”に早変わり


黒鮑茸となめこのバター醤油炒め煮

黒鮑茸となめこは、低カロリーなのに栄養価が高く、免疫力アップにひと役買います。ぬめり成分のおかげで腸までしっとり潤う感じで、「はい、薬膳タイム始まりました〜」と実況が聞こえてきそう。しかも香りはバター醤油で洋風に変装、二刀流選手のような働きです。

シンプルなのに存在感あり。“器が主役を奪う”とはまさにこのこと。

材料分量
黒鮑茸1パック
なめこ1パック
バター10g
醤油大さじ1
出汁100ml
新鮮野菜とフルーツのお店 旬屋
¥790 (2025/09/29 15:02時点 | 楽天市場調べ)

名前は強そう。でも食べるとやさしい。ギャップにやられました。

隠し味どころか、主役級の存在感。“舞台裏のスター”と呼びたい。

作り方

  1. 黒鮑茸となめこを炒める。
  2. バターを加え、出汁と醤油でさっと煮る。

ピーマンと水菜とちりめんのサッと炒め(フォー出汁仕立て)

ピーマンと水菜、そこにちりめんじゃこを合わせた胡麻和えは、ビタミンCとカルシウムがぎっしり。シャキシャキと噛むたびに「骨と肌、今日も現場に入ります!」と朝礼の声が聞こえてきます。ごまの香りがその場を和ませる保健室の先生役。

盛りつけ下手でも安心。皿が勝手に“インスタ映え”させてくれます。

材料分量
ピーマン2個
水菜1/2束
ちりめんじゃこ大さじ2
フォーの出汁50ml
白ごま適量

お湯を注ぐだけで、東南アジアの朝市。旅費ゼロ円で出かけられます。

作り方

  1. ピーマンは細切り、水菜は3cmに切る。
  2. ちりめんを炒め、ピーマンと水菜を加える。
  3. フォー出汁でさっと炒め合わせる。

キクラゲと布海苔のチキンスープ

キクラゲと布海苔のスープは、鉄分と食物繊維の補給源。女性誌なら必ず「美肌ページ」に載る定番のスター食材です。そこに鶏の旨みが加わると、体の奥から「補修工事完了しました」とアナウンス。冷えた朝には何より心強い存在です。

温かい汁物を入れると、不思議と会話も温かくなる。器って大事です。

材料分量
乾燥キクラゲ5g
布海苔適量
鶏ガラスープ400ml
少々

コリコリ食感が食卓に参戦。“地味な名脇役”とあなどるなかれ。

海藻本舗 マニュファクトリー
¥2,678 (2025/10/24 15:41時点 | 楽天市場調べ)

さっと戻せば磯の香りがふわり。地味に見えて、実は食卓の“清涼担当”。

もう一品ほしい時に助かる存在。まさに“食卓の救急隊員”

作り方

  1. キクラゲを戻して細切りにする。
  2. スープを温め、キクラゲと布海苔を入れて塩で調える。

古代米ごはん

材料分量
古代米ブレンド2合
適量

白ごはんに混ぜるだけで、栄養アップ&映え確定。“努力ゼロのご褒美米”

作り方

  1. 古代米を研ぎ、30分浸水。
  2. 炊飯器または土鍋で炊く。

🍷 ソムリエのひとこと

鮑の肝の濃厚さ、黒海苔の香り、きのこの旨み。どれも個性派俳優ばかりなのに、古代米が座長として全員をまとめる。ワインも日本酒も「共演希望です!」と手を挙げるほど、相性が広がる朝でした。


🍷 ソムリエのおすすめワインリスト(4本)

ソムリエのくんが今までの実際に飲んだお酒から「これは間違いない」と太鼓判を押すワイン&日本酒です。

ドメーヌ・ヴァシュロン サンセール(仏/ソーヴィニヨン・ブラン)
 👉 柑橘とハーブの爽快感で鮑の肝の濃厚さをリセット。
ミネラル感が黒海苔の香りと響き合い、まるで磯風が吹き抜けるような余韻。朝飲むと「出勤、やめとく?」と悪魔の囁きが聞こえる爽やかさ。

白百合醸造 ロリアン勝沼甲州(山梨/甲州)

👉 和柑橘の酸とほろ苦さが、大和芋の粘りや海苔の旨みをスッと引き締める。
淡白な素材に寄り添いながら、隠れた甘みを引き出す繊細な働き。冷やしすぎると「冷房ガンガンの通勤電車」みたいに固まるので要注意。

ワインショップ ドラジェ
¥3,300 (2025/09/29 15:33時点 | 楽天市場調べ)

天狗舞 山廃純米(石川)
👉 乳酸由来の酸とコクがきのこの旨みに寄り添い、布海苔スープの滋味とも相性抜群。
ひと口で体がじんわり温まり、「義理と人情の下町兄弟」のような親しみやすさ。休日ブランチに出すと、家族が無言で笑顔になります。

ヴェルメンティーノ(イタリア・サルデーニャ)
👉 地中海らしい潮のニュアンスが布海苔と見事にリンク。
まるで「磯辺に立って深呼吸している」ような心地よさ。古代米の香ばしさも軽やかに包み込みます。

✨ まとめ

山の幸と海の幸が朝から大集合。体に良いのに、口にすると「グルメ番組」ばりの賑やかさ。健康と美味しさは両立どころか、むしろ一緒に踊り出すことを今朝の食卓が証明してくれました。


🐾 おまけコーナー|ぶーちゃん早朝散歩

落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら、くんくん鼻を鳴らすぶーちゃん。帰宅すると台所から漂う海苔の香りに、目だけがギラリ。「これは僕の分もあるはず」と訴える表情。食卓のニュースキャスター、今朝も絶好調です。