ひとくちメッセージ
にんにくを牛乳でじっくり煮ることで、驚くほどやさしい香りに。
アンチョビの塩味とオリーブオイルのコクが溶け合う、
“野菜を主役にする”ためのイタリアンの魔法ソースです。
🥣 材料(作りやすい分量)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| にんにく | 4片 |
| 牛乳 | 100ml(煮る用)+仕上げ用に少量 |
| アンチョビフィレ | 5枚(約20g) |
| オリーブオイル | 150ml |
| 白ワイン | 大さじ1 |
| 黒こしょう | 少々 |
🍳 作り方
- にんにくを牛乳で煮る(臭み取り)
にんにくの皮をむき、芯を取り除く。
小鍋ににんにくと牛乳(100ml)を入れ、弱火で15〜20分ゆっくり煮る。
牛乳がにんにくの臭みを吸い、まろやかで甘い香りに変わります。
※吹きこぼれ注意。沸騰させず“フツフツ”をキープ。 - アンチョビとオイルを合わせる
別の鍋にオリーブオイル・白ワイン・アンチョビを入れ、弱火でゆっくり溶かす。
アンチョビが完全に崩れ、香りが立ったら火を止める。 - 乳化と仕上げ(ハンドブレンダー)
①のにんにく(もったいないけど煮た牛乳は捨てます)②のオイルをブレンダー容器に入れる。
ハンドブレンダーでなめらかになるまで撹拌。
味を見て、濃度が硬い場合は少量の牛乳を加えて調整。 - 仕上げと提供
器に盛り、黒こしょうをひとふり。
温野菜・バゲット・魚介のグリルに添えて。
🍷 ソムリエのひとこと
まろやかな乳化ソースには、ミネラル感のある白がよく合います。
おすすめはガヴィ(伊ピエモンテ)やマコン・ヴィラージュ(仏ブルゴーニュ)。
ワインの酸が乳製品のコクを引き締め、余韻を長くしてくれます。
💡アレンジのヒント
- 味噌を小さじ1/2加えると「和バーニャカウダ」に。
- レモン汁を少し加えると、魚介にも合う爽やかな味に。
- 豆乳に置き換えれば、軽やかでヘルシーなソースに。
🥦 おすすめの野菜
| 温野菜 | 冷製にもおすすめ |
|---|---|
| カリフラワー・ブロッコリー・ジャガイモ・アスパラ | パプリカ・セロリ・キュウリ・トマト |
🧊 保存方法
冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で3日間保存可能。
使うときは湯煎で温め、分離した場合は再度ブレンダーで軽く乳化を。