ひとくちメッセージ
丸鶏は、少しだけ勇気がいる料理です。
大きい。時間がかかる。
そして失敗すると、言い訳がききません。
でもこの日、
オーブンの前で私がやっていたのは、
回る鶏を、ただ眺めることだけでした。

この焼き色、途中で一度も触っていません。
今日の献立
- エペイオスで作るロティサリーチキン
- 食べた後の骨で取るチキンブイヨン(翌日用)
今日のエッセイ|回る鶏と、見ているだけのワタシ
オーブンの中で、
丸鶏がくるくる回っています。
こちらは何もしていないのに、
向こうはずいぶん働き者です。
料理人としてどうなのか、
という声が聞こえなくもありませんが、
機械に任せる勇気も、
ときには大切だと思うのです。
なぜエペイオスのロティサリーは美味しいのか
エペイオスのノンフライオーブンには、
自動回転ロティサリー機能があります。
- 丸鶏を串に刺す
- オーブンにセット
- スイッチを押す
👉 あとは、鶏が自分で回ります。
この「回転」が、とても理にかなっていて、
- 焼きムラが出ない
- 皮から出た脂が全体をベイス
- 肉汁が一方向に逃げない
結果、
皮は均一にパリッ
胸肉までしっとり
🎥 理由は、見てもらうのが一番早いです。
🍗 今回の仕上がりの秘密|塩水漬け(ブライン)
今回のロティサリーチキンは、
焼く前に「塩水漬け(ブライン)」をしています。
胸肉まで驚くほど柔らかく仕上がったのは、
間違いなくこの工程のおかげです。
📸(塩水に浸かった丸鶏)

丸鶏ローストチキンの塩水漬け(ブライン)レシピ
材料(丸鶏1羽・1.2〜1.6kg)
- 水:1L
- 塩:50g(5%)
- 砂糖:30g(3%)※保水力UP
- 黒胡椒(粒):小さじ1
- ローリエ:1〜2枚
- タイム or ローズマリー:適量
- にんにく:1片(任意)
手順
- 水に塩と砂糖を完全に溶かす
- 丸鶏を完全に浸す
- 冷蔵庫で12〜24時間
🌬 焼く前の、いちばん大事なひと手間


- 塩水から出したら軽く洗う
- 水分を徹底的に拭く
- 冷蔵庫 or 送風で皮を乾かす(2〜12時間)
見た目は少しシュールですが、
この時間が、皮を裏切りません。
🍳 エペイオスでの焼き方(くん流)

- 丸鶏をロティサリー串に刺す
- エペイオスにセット
- ロティサリーモード
- 180℃前後/60〜70分
👉 調理中にやったこと
ほぼ、見ていただけです。
参考|エペイオス公式の焼き方
エペイオス公式HPでは、
以下の方法が紹介されています。
- 塩コショウとオリーブオイルを揉み込み30分
- 串に刺して固定
- 220℃で40分
- バターを塗って5分焼成
短時間で香ばしく、
とても合理的なレシピです。
今回は、
しっとり感を最優先したかったので、
ブライン+やや低温を選びました。
🍷 ソムリエのひとこと
回転しながら焼かれた鶏は、
旨みがどこにも偏りません。
だから、
樽が強すぎない白や、
冷やし気味の軽やかな赤が、
とてもよく合います。
ペポリ(Tenuta di Pepoli)の性格
※アンティノリのクラシコ側エントリーとして考えると分かりやすい。
- サンジョヴェーゼ主体(果実が前に出る)
- 樽は控えめ、タンニンは丸い
- 酸はあるが尖らない
- 余韻は中庸で“食中ワイン設計”
👉 主張しすぎない、でも水ではない
まさにロティサリー向き。
ロティサリーチキンとの相性
合う理由が明確です
- 皮の香ばしさ × ペポリの赤果実
- 鶏脂 × キャンティの酸
- ハーブ(ローズマリー・タイム)× サンジョヴェーゼのドライハーブ感
特に、
塩主体+皮パリ仕上げなら相性は9割決まります。
🐾 ぶーちゃんのひとこと

まわってる間は、まだ。
止まったら、もうボクの時間。
まとめ
- 丸鶏は怖くない
- エペイオスなら、ほったらかしで成立
- ブラインで胸肉まで別次元
そして何より、
料理は、ずっと付きっきりじゃなくていい
🛒 使用している道具
▼ 自動回転ロティサリー付き
エペイオス ノンフライオーブン
👉 丸鶏を焼くハードルが、
一気に下がった理由は、これでした。
🛒 ほったらかしロティサリーチキン完成
丸鶏を焼く日が、
特別じゃなくなりました。

- 「▶︎ 西京焼きが焦げない理由|ノンフライオーブンで10分焼くだけの記事」
- 「▶︎ 特大秋刀魚とチョレギ風サラダ ─ ソムリエが綴る体にやさしい朝ごはんの物語
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- 西京味噌については、メーカー公式の説明も参考になります。公式ページはコチラ


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