――ほったらかしで整う、冬の肉料理たち
※この特集で紹介している低温調理は、家庭用の低温調理器を使っています。
火を使わず・セットして放っておくだけで仕上がるので、
料理初心者でも安心です。
低温調理を始めてから、台所は静かになりました
低温調理というと、
温度管理や火入れの理屈が先に来がちですが、
我が家ではもう少し単純です。
袋に入れる。
温度をセットする。
あとは放っておく。
寒い夜ほど、
台所に立ち続けたくない日があります。
火の番をしなくていいだけで、
料理はぐっと身近になる。
低温調理のいちばんの魅力は、
「上手に作れること」よりも、
火を使わず、ほったらかせることだと思っています。
この特集で伝えたいことは、たった3つ
低温調理を、特別な技術にはしたくありません。
この特集のテーマは、はっきりしています。
- 簡単
- 火を使わず
- ほったらかし
料理を頑張る人のためじゃなく、
生活を楽にしたい人のための調理法。
冬の夜こそ、その良さがはっきり出ます。
写真で見る、我が家の低温調理ラインナップ







※写真は左から順に並んでいます。
① 鴨胸肉の低温調理ロースト
皮目だけを最後に焼き、
中はしっとり。
低温調理は、
「焼かない勇気」をくれる調理法です。
② 和牛ザブトンの低温調理ステーキとラムランプのスモーク
ラムランプ肉の低温調理スモーク(写真奥)
【煙を閉じ込められる設計】ふたの縁に少量の水を注いでシーリングすることで、煙をしっかり閉じ込めて燻製することができます
※この燻製は、我が家で実際に使っているコールマンのスモーカーです。
低温調理で火入れを終えた肉に、
「香りだけ」を足したいときにちょうどいい道具。煙が余りでないので重宝してます
和牛は、
焼きすぎないために低温調理。
ラムは、
香りを閉じ込めるために低温調理。
同じ方法でも、
目的はそれぞれ違います。
③ 仔牛ランプ肉の低温調理ステーキ
仔牛は、
火を入れすぎると黙ってしまう肉。
だから、
火を弱めるという選択をしました。
④ 鶏胸肉の低温調理 蒸し鶏
鶏胸肉が、
ちゃんとしっとり仕上がる。
それだけで、
この調理法には十分な価値があります。
⑤ 仔羊の低温調理ステーキ
クセを消すのではなく、
丸くする。
低温調理は、
香りを敵にしません。
⑥ 鶏モモと豚肩ロースの低温調理チャーシュー
西京味噌に漬けて、
低温で2時間。
火加減を見続けないチャーシューは、
冬の夜の味方です。
低温調理が向いているのは、こんな夜
- 忙しくて、料理に張り付けない日
- 寒くて、台所に長く立ちたくない夜
- 肉料理を失敗したくないとき
- 料理中に、他のこともしたい日
低温調理は、
料理をしながら生活を回すための方法だと思っています。
🍷 ソムリエのひとこと
ペアリングは、
正解か不正解かを当てにいくものではなくて、
料理にどう寄り添うか、だと思っています。
低温調理の肉は、
声が大きくない。
だからワインも、
前に出す日もあれば、
少し距離を取った方がきれいな日もある。
その判断をするのが、
ワインの仕事だと思っています。
この特集で使っているもの
※再現したい方のために、
我が家で実際に使っているものだけまとめました。
- 低温調理器
- フリーザーバッグ
- フライパン(仕上げ用)
道具が少ないことも、
続けられる理由のひとつです。
まとめ|低温調理は、頑張らないための技術
低温調理は、
料理を上手に見せるためのものではありません。
- 火を使わない
- ほったらかせる
- 失敗しにくい
その結果として、
たまたま美味しくなる。
冬の夜ほど、
この順番がちょうどいい。
次は、
この低温調理たちを
一皿ずつ、夜ごはんの記事にしていこうと思います。


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