白ソーセージとヴァイツェンで味わうバイエルン流の朝ごはん|ソムリエが綴る食卓の物語

◉白ソーセージのグリルと茄子とズッキーニのアンチョビローズマリーソテー粒マスタード添え

◉パプリカとブロッコリーとパールモッツァレラの味噌ドレッシングサラダ カカオニブとトリュフを散らして

◉胡瓜とキウイとタコのミントすだちマリネ

◉トマトとディルの赤ワインビネガーマリネ

◉エルディンガー・ヴァイツェン

本日の主役は「ヴァイスヴルスト」。

保存料を使わない伝統製法ゆえに「午前中に食べる」ことが習わしとなった、バイエルン地方の白ソーセージです。

現地では白ビールとともに楽しむのが常。

というわけで今朝は、同郷の エルディンガー・ヴァイツェンをグラスに。

ふわりと立ちのぼるバナナやクローブの香りが、ソーセージのやさしい旨みを包み込む瞬間――「ああ、文化って理にかなっている」としみじみ思わされます。

ローズマリー香るズッキーニと茄子は、白ソーセージの舞台をそっと支える名バイプレーヤー。

味噌ドレッシングにカカオニブとトリュフを削ったサラダは、朝から“いたずら心”をのぞかせます。

すだちとミントで仕上げたタコとキウイのマリネは、まるで海と果樹園の出会い。

最後に赤ワインビネガーで締めたトマトのマリネが、食卓に赤いアクセントを添えます。

朝食なのに「晩餐」のよう。

でも、それを許してくれるのが食卓の魔法です。

白ソーセージのグリルと野菜ソテー

白ソーセージ … 2本 ズッキーニ … 1/2本(輪切り) 茄子 … 1本(厚めの輪切り) アンチョビフィレ … 2枚 ローズマリー … 1枝 オリーブオイル … 大さじ1 粒マスタード … 適量

作り方

フライパンで白ソーセージを弱火でじっくり焼き、軽く焼き色をつける。 別のフライパンにオリーブオイルを熱し、アンチョビとローズマリーを香りが立つまで炒める。 ズッキーニと茄子を加えてソテーし、白ソーセージと一緒に盛り付ける。粒マスタードを添える。

味噌ドレッシングサラダ

ブロッコリー … 小房6つ(軽く茹でる) パプリカ(黄) … 1/2個(細切り) グリーンリーフ … 適量 パールモッツァレラ … 8〜10個 カカオニブ … 小さじ1 トリュフ … 少々(削る)

ドレッシング

味噌 … 小さじ2 酢 … 大さじ1 オリーブオイル … 大さじ2 トリュフゼスト味… 小さじ0.5

作り方

ドレッシングを混ぜ合わせる。 野菜とモッツァレラをボウルに盛り、ドレッシングを和える。 仕上げにカカオニブとトリュフを散らす。

タコとキウイのミントすだちマリネ

茹でタコ … 80g(一口大に切る) 胡瓜 … 1本(細切り) キウイ … 1個(角切り) すだち … 1個(果汁を絞る) ミントの葉 … 数枚 塩 … 少々 オリーブオイル … 小さじ2

作り方

タコ、胡瓜、キウイをボウルに入れる。 すだち果汁、オリーブオイル、塩を加えて軽く和える。 ミントを添えて器に盛る。

トマトとディルの赤ワインビネガーマリネ

トマト … 2個(くし形に切る) ディル … 少々 赤ワインビネガー … 小さじ2 オリーブオイル … 小さじ2 塩 … 少々

作り方

ボウルに赤ワインビネガー、オリーブオイル、塩を混ぜる。 トマトを加えて和え、ディルを散らす。

「午前中に食べる白ソーセージ」に「朝からヴァイツェン」。

一見ユニークですが、実はとても合理的。ソーセージの柔らかい旨みと、ビールのフルーティな香りが寄り添う瞬間は、文化の結晶のようです。

もちろんワインでも素晴らしいペアリングが楽しめます。

白ソーセージ × ドイツ・リースリング

サラダ × 樽熟シャルドネ

タコキウイマリネ × シャンパーニュ

トマトマリネ × プロヴァンスのロゼ

朝のひとときを「旅の食卓」に変えてくれる組み合わせです。

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午前中にしか味わえないソーセージ、そして朝から立ちのぼるビールの泡。

それは「一日の始まり」を祝福するための、小さな儀式のようです。

食卓は国境を越え、文化を結ぶ。

今日もまた、旅するような朝をどうぞ。

🐕‍🦺公園に着いたら“少年”に戻る犬

10歳半。人間で言えばすっかりベテランの年齢のぶーちゃん。

朝、布団の上で寝ぼけ眼をしている姿は「今日はお散歩、ちょっと遠慮しておきます」とでも言いたげです。

その気持ち、よくわかります。人間だって月曜の朝はベッドから出たくないものですから。

ところが、公園に一歩足を踏み入れた瞬間。

目の輝きが変わるんです。

「さっきまでのぐずぐずモードはどこへ?」と聞きたくなるほど。

階段を見ればスプリンターのように駆け上がり、広場を見れば少年のように走り回る。

そのはしゃぎっぷりに、思わずこちらも笑ってしまいます。

毎朝繰り返されるこの変身劇。

気分が乗らない日でも、公園に着けばテンションが上がる。

――これは犬も人も、あまり変わらないのかもしれません。

「結局、やると決めたら楽しめる」

ぶーちゃんの姿から、そんな人生訓を毎日もらっている気がします。

白ソーセージ ドイツ風ソーセージ ミュンヘン ヴァイスヴルスト

スカーリアさんのアンチョビ

ガルシア エキストラバージン オリーブオイル 1000ml ペット オリーブ農家がつくる オリーブ油 スペイン産 大容量 1L

マイユ 粒マスタード

シェフズチョイス オーガニックローカカオニブ 有機JAS

トリュフゼスト

赤ワインビネガー

溶岩プレート

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ソムリエが作る夏の朝ごはん|ゴーヤ・干し湯葉・干しタケノコで楽しむ滋味とワインペアリング

●ゴーヤと干し湯葉とキクラゲとちりめんのナンプラーレモン炒め

●にんじんのガレット

●イワシと新生姜の梅煮

●大葉と大和芋の卵焼き

●干しタケノコの炊き込みご飯(醤油味・おこげ香ばしく)

● 椎茸の味噌汁

おはようございます。今朝の食卓も、季節の移ろいを感じさせる一皿たちが並びました。

まず目を引くのは、緑のアクセント・ゴーヤの炒め物。苦味を和らげるひと工夫として、軽くボイルしてから炒めてあります。干し湯葉の旨味とちりめんの塩気、キクラゲの食感が加わり、夏の朝らしい清々しさを感じます。

そして人参のガレット。細切りにした人参をじっくり焼き上げ、岩塩だけで仕上げた潔さ。甘みと香ばしさが際立ち、口に運ぶたびに「野菜はこんなに力強いのか」と感じさせます。

魚料理は、イワシと新生姜の梅煮。脂の乗ったイワシに、梅の酸味と生姜の爽やかさ。夏バテ気味の体に心地よく染みわたります。

さらに、食感が残るほどの大和芋を刻み込んだ卵焼き。大葉の香りがふわりと広がり、朝の目覚めを爽やかに演出します。

最後に、醤油の香りが立つ干しタケノコの炊き込みご飯。香ばしいおこげと椎茸の味噌汁で、朝の食卓は完成です。

滋味深さのなかに遊び心も感じられる、そんな献立になりました。

ゴーヤと干し湯葉とキクラゲとちりめんのナンプラーレモン炒め

材料(2人分)

ゴーヤ … 1/2本 干し湯葉 … 20g(乾燥状態) キクラゲ(乾燥) … 5g ちりめんじゃこ … 大さじ2 ナンプラー … 小さじ2 レモン汁 … 小さじ2 ごま油 … 小さじ1 鰹節…適量

作り方

ゴーヤは薄切りにし、塩少々をふって2分ボイルする。 干し湯葉とキクラゲを戻して切る。 フライパンにごま油を熱し、湯葉・キクラゲ・ちりめんを炒める。 ゴーヤを加え、ナンプラーとレモン汁で仕上げる。最後に鰹節をふりかける。

にんじんのガレット

材料(2人分)

にんじん … 2本(約200g) 片栗粉 … 小さじ2 塩 … 少々 岩塩 … 仕上げ用

作り方

にんじんは千切りにする。 ボウルににんじん・片栗粉・塩を入れて混ぜる。 フライパンに油を熱し、にんじんを広げて押し付けるように焼く。 両面をこんがり焼き、仕上げに岩塩を振る。

イワシと新生姜の梅煮

材料(2人分)

イワシ … 4尾 梅干し … 2個 新生姜 … 30g 醤油 … 大さじ2 酒 … 大さじ2 みりん … 大さじ2 水 … 200ml

作り方

イワシは頭と内臓を取って洗う。 新生姜は千切りにする。 鍋に水・酒・みりん・醤油・梅干し・生姜を入れて煮立てる。 イワシを加え、落とし蓋をして中火で煮含める。

大葉と大和芋の卵焼き

材料(2人分)

卵 … 3個 大和芋 … 50g 大葉 … 4枚 出汁 … 大さじ2 醤油 … 小さじ1/2 油 … 適量

作り方

大和芋は粗みじん切り、大葉は細かく刻む。 卵を溶き、出汁・醤油・具材を加えて混ぜる。 卵焼き器に油を熱し、数回に分けて巻きながら焼く。

干しタケノコとオーツ麦の炊き込みご飯

材料(2人分)

米 … 1合 オーツ麦1合 干しタケノコ … 40g 干し椎茸 … 2枚 出汁 … 400ml 醤油 … 大さじ2 みりん … 大さじ1

作り方

干しタケノコと干し椎茸を戻し、薄切りにする。 炊飯器にオーツ麦・米・出汁・醤油・みりんを入れ、具材をのせる。 通常炊飯し、蒸らして混ぜる。

干し椎茸とキクラゲのお味噌汁

材料(2人分)

干し椎茸 … 2枚 キクラゲ(乾燥) … 5g 出汁 … 400ml 味噌 … 大さじ2

作り方

椎茸・キクラゲを戻して切る。 出汁で煮て火を止め、味噌を溶き入れる。

「苦味・甘味・酸味・旨味」、そして「香ばしさ」。

今日の献立には、ワインの要素をすべて思わせる要素が詰まっています。

ゴーヤの苦味は赤ワインのタンニンに、にんじんの甘味は果実味に、梅煮の酸味はワインの酸に通じます。炊き込みご飯のおこげは熟成した樽香に重なります。

食卓の小宇宙のような一膳でした。

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ゴーヤ炒めと好相性。アルヴァリーニョ種独特の高貴さながら、伸びやかで快適、親しみやすい白ワインが苦味をやわらげる。

● アルザス・リースリング(フランス)  このワインを京橋ワインショップで見る

にんじんガレットの甘みを酸で引き締める。

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イワシの梅煮と梅の酸味が響き合う。

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大葉の香りをワインのハーブ香が包み込む。

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干しタケノコご飯とお味噌汁の旨味に寄り添う。

今朝の食卓は「乾物の滋味」と「夏野菜の清涼感」が調和した一膳でした。

食べ終えた後に感じるのは、軽やかな満足感と、次の一日の活力。

朝ごはんこそ、日々の暮らしを支える最高のペアリングかもしれません。

――今日も、食卓から物語が始まります。

階段を登りきったその先で、ぶーちゃんがこちらを振り返ります。

目はキラキラ、舌をぺろり。

「ほらほら、遅いよ! こっちこっち!」

そんな声が聞こえてきそうです。

10歳半。人間で言えば立派なベテラン世代ですが、階段を見ると気持ちは少年に逆戻り。

勢いよく駆け上がったあとには、このドヤ顔。

「どう? まだまだ若いでしょ?」とでも言いたげです。

こちらはというと、息を切らしながら後を追うばかり。

「いや、元気なのはありがたいんだけどね……」と苦笑いするのが毎朝のお決まり。

でも、そんなぶーちゃんの姿を見ていると、不思議と心が軽くなるんです。

――階段を駆け上がるたびに、歳を重ねてもなお前向きでいられることを、彼は体現しているのかもしれません。

プレート皿 ワンプレート皿 高取焼 高取焼き

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[ イーオロシー ] 国産 甚兵衛はんの平湯葉

オーサワジャパン 音戸ちりめん【ハヤシ食品工業】

ユウキ ラヨン・ナンプラー

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白松 ヒマラヤピンク岩塩500g

自然農法梅干【紀和の里梅】<つぶれ> 500g ※無農薬無化学肥料栽培・伝統製法

キッコーマン 特選丸大豆醤油 1.8Lペット

福咲新堂 特選だし 完全無添加 高級あご入り だし粉末 国産素材 カルシウム EPA DHA オメガ3脂肪酸 (200, 和風だし)

味源 オーツ麦ご飯

干しシイタケ[ イーオロシー ] 中国産 椎茸 小丸 足切 どんこ (150g)

山高味噌 ヤマタカ 匠御膳 天然醸造みそ

布海苔と青茄子の朝ごはんレシピ|ソムリエが提案する献立とワインのペアリング

🥢 今日の献立

●布海苔とワカメの味噌汁

● 青茄子のステーキ(オイスターソースと生姜ダレ)

● 豆腐とマッシュルームのトリュフサラダ(味噌トリュフドレッシング)

●布海苔ときゅうりのおかか和え(ポン酢胡麻油ソース)

●パクチーと低温調理鶏胸肉(大葉と豆板醤ドレッシング)

●オーツ麦ごはん

✍️ 今日のエッセイ

おはようございます。

本日の朝ごはんは、海の香りと野菜の旨味、そして少しの洋風アレンジを加えた献立になりました。

布海苔とワカメの味噌汁は、磯の香りがやさしく立ち上がり、体の奥に染み渡ります。

そして青茄子のステーキ。片栗粉をまとわせて焼き、中はトロトロに仕上げました。オイスターソースと生姜のタレで、まるで肉料理のような満足感です。

豆腐とマッシュルームを使ったサラダには、自家製の味噌トリュフドレッシングを。味噌のコクとトリュフの香りが重なり、和と洋の境界を軽やかに越えていきます。

布海苔ときゅうりのおかか和えは、ポン酢と胡麻油でまとめて、爽やかさと香ばしさを同時に味わえる小鉢に。

さらに低温調理した鶏胸肉には、パクチーを添え、大葉と豆板醤のドレッシングを。爽やかさとスパイシーさのコントラストが、朝の眠気を吹き飛ばしてくれます。

オーツ麦ごはんのぷちぷちした食感は、全体の味をしっかりと受け止め、食卓に落ち着きを与えてくれました。

🍳 レシピ

1. 青茄子のステーキ(オイスターソースと生姜ダレ)

材料(2人分)

青茄子 … 1本 片栗粉 … 適量 ごま油 … 大さじ1 オイスターソース … 大さじ1 生姜すりおろし … 小さじ1 醤油 … 小さじ1 白ごま … 適量

作り方

青茄子を1cm厚に輪切りし、片栗粉をまぶす。 フライパンにごま油を熱し、両面をこんがり焼く。 オイスターソース・生姜・醤油を混ぜたタレを回しかける。 仕上げに白ごまを散らす。

2. 豆腐とマッシュルームのトリュフサラダ

材料(2人分)

ケンちゃん豆腐 … 150g(水切り) マッシュルーム … 5個(薄切り) 味噌 … 小さじ1 オリーブオイル … 大さじ1 レモン汁 … 小さじ1 トリュフオイル … 数滴 カカオニブ&トリュフ(お好みで) … 小さじ1

作り方

豆腐のまわりに、スライスしたマッシュルームを並べる。 味噌・オリーブオイル・レモン汁・トリュフオイルを混ぜドレッシングに。 材料を和え、仕上げにカカオニブと削ったトリュフを散らす。

3. 布海苔ときゅうりのおかか和え

材料(2人分)

布海苔(乾燥を戻したもの) … 30g きゅうり … 1本(輪切り) 鰹節 … ひとつかみ ポン酢 … 大さじ1 ごま油 … 小さじ1

作り方

きゅうりを塩もみし、さっと水で流す。 戻した布海苔ときゅうりを合わせ、ポン酢とごま油で和える。 鰹節を加えて軽く混ぜる。

4. パクチーと低温調理鶏胸肉の大葉・豆板醤ドレッシング

材料(2人分)

鶏胸肉 … 1枚(低温調理済み、ほぐす) パクチー … ひと束(みじん切り) 大葉 … 4枚(刻む) 豆板醤 … 小さじ1/2 醤油 … 小さじ2 ごま油 … 小さじ1

作り方

ボウルに鶏胸肉とパクチーを盛る。 大葉・豆板醤・醤油・ごま油を合わせてドレッシングを作る。 上からかけて和える。

🍷 ソムリエのひとこと

今朝の献立は、出汁・発酵・香味野菜が重なり合う和洋折衷。

そこに寄り添うのは、やはり軽やかで旨味のあるワインです。

🌸 おすすめワインリスト

1. グリューナー・フェルトリーナー(オーストリア)このワインショップソムリエで見る

青りんごや白胡椒のニュアンスが特徴。

👉 パクチーや豆板醤のスパイシーさと調和し、布海苔のミネラル感にも寄り添います。

2.シャブリ(フランス・ブルゴーニュ) シャブリをワインショップソムリエで見る

ミネラル感と引き締まった酸。

👉 青茄子のとろりとした食感やオイスターソースのコクを爽やかにリセット。

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軽やかで赤系果実のチャーミングさがあるタイプ。

👉 鶏胸肉の優しい旨味や布海苔のおかか和えと好相性。

※冷やし気味(14℃程度)で出すとより朝の食卓に合います。

4.シャトー・メルシャン 椀子ロゼ(日本) このワインを京橋ワインショップで見る(日本)

ほんのり色づいたロゼは、優しい果実感と和食に合う旨味。

👉 マッシュルーム+トリュフの香りに寄り添いつつ、サラダや布海苔にも幅広く対応。

🌸 まとめ

布海苔の磯の香り、青茄子のとろける食感、トリュフの香り、パクチーの爽快さ。

朝ごはんは、ただお腹を満たす時間ではなく、日常の中に小さな祝祭を見つける時間。

そこにワインをほんの一杯添えるだけで、食卓はさらに豊かに広がります。

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四川豆板醤 500g 鉄人 陳建一御愛用品 トウバンジャン 本格中華調味料

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発酵鶏のピカタと夏の彩り朝ごはん

🍽 今日の献立

・発酵鶏胸肉のピカタ

・ちりめんじゃこの卵焼き

・ワカメときゅうりと赤オクラのパクチーサラダ(すだち&鰹節たっぷり)

・新生姜と梅干し、パクチー根のチキンスープ

・プチプチオーツ麦ごはん

・市販の男前豆腐

✍️ 今日のエッセイ

今日は、ちょっと手間をかけた朝ごはんのお話を。

鶏胸肉というと「パサつきやすい」と思われがちですが、実は前日の夜に塩水に漬けておくだけで、しっとり柔らかく変身します。

その鶏肉を卵とチーズにくぐらせて焼いた「ピカタ」。ふんわり香ばしく仕上がり、朝からちょっと贅沢な気分になります。

余った卵液はどうしましょう。はい、ここは「ちりめんじゃこ」を混ぜて卵焼きに。小さな副産物ですが、これがまた食卓をにぎやかにしてくれるのです。

サラダは、ワカメときゅうり、赤オクラ、そしてパクチー。ここにすだちのスライスと鰹節をどっさりのせると、ひと口ごとに爽やかな風が吹き抜けます。

豆腐は市販の「男前豆腐」。ネーミングがユニークで、朝からちょっと笑ってしまいます。

スープは、新生姜とパクチーの根、そして刻んだ梅干しを鶏出汁で煮込んだもの。最後にレモンをひとしぼりすると、きりっと目が覚める味わいになりました。

ごはんはオーツ麦を混ぜて炊いたもの。ぷちぷちとした食感が楽しくて、噛むほどに元気が出てきます。

「朝からこんなに作って大変じゃない?」とよく聞かれるのですが、不思議と苦になりません。

むしろ、少しの工夫で食卓が彩りを増し、一日のはじまりに「よし、今日もがんばろう」と思えるんです。

朝ごはんはただの栄養補給ではなく、小さなごほうび。

そんな風に思いながら、今日も一口ずつ味わいました。

🍳 レシピ1:発酵鶏胸肉のピカタ

材料(2人分)

鶏胸肉 … 1枚(約250g) 塩 … 小さじ1 水 … 200ml 小麦粉 … 適量 卵 … 1個 パルメザンチーズ … 大さじ1 オリーブオイル … 大さじ1

作り方

鶏胸肉をそぎ切りにし、塩水(水200ml+塩小さじ1)に一晩漬けて冷蔵庫へ。 翌朝、水気を拭き取り、小麦粉をまぶす。 卵とチーズを混ぜた液にくぐらせ、オリーブオイルで両面をこんがり焼く。

🥚 レシピ2:ちりめんじゃこの卵焼き

材料

卵液(ピカタで余ったもの) ちりめんじゃこ … 大さじ2

作り方

卵液にちりめんじゃこを加える。 小さなフライパンでふんわりと焼き上げる。

🥗 レシピ3:ワカメと赤オクラのパクチーサラダ

材料

乾燥ワカメ(戻して) … 適量 きゅうり … 1本(薄切り) 赤オクラ … 3本(塩ゆでして輪切り) パクチー … ひと束 ポン酢 … 大さじ2 すだち … 1個(薄切り) かつお節 … 適量

作り方

ワカメ、きゅうり、赤オクラ、パクチーをボウルで和える。 ポン酢で味をつけ、すだちの輪切りと鰹節をたっぷりのせる。

🍲 レシピ4:新生姜と梅干しのチキンスープ

材料

チキンスープ … 400ml 新生姜 … 20g(千切り) パクチーの根 … 数本(刻む) 梅干し … 1個(刻む) レモン汁 … 小さじ1

作り方

鍋にスープを沸かし、新生姜・パクチーの根を加える。 梅干しを加えて酸味を出す。 最後にレモン汁をひと垂らしして仕上げる。

🌸 まとめ

特別なものを買わなくても、ひと晩の仕込みや残りものの活用で、食卓はぐっと豊かに。

朝ごはんは、体を整える時間であると同時に、一日のはじまりに小さな物語を添える時間。

今日も食卓から、しあわせの種を見つけていきたい。

🍷ソムリエのひとこと

今日の料理とワインを合わせるなら…

「ルバイヤート甲州 シュール・リー」×「ワカメと赤オクラのパクチーサラダ」

🥗 サラダの味わいとポイント

ワカメと赤オクラ → 海藻のミネラル感と粘り ポン酢+すだち → 柑橘の爽やかさ パクチー → ハーブの青い香り 鰹節 → 日本的な旨味のアクセント

👉 これらは「酸味・ミネラル・旨味」のバランスが大事。

🍷 ルバイヤート甲州 シュール・リーの特徴

柑橘系の爽やかな香り(グレープフルーツ、すだちを思わせる) ほのかな苦味と旨味(シュール・リー製法で厚みが増す) 甲州特有の穏やかな酸味とミネラル感

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👉 すだち・ポン酢の酸味と共鳴し、鰹節やワカメの旨味とも調和。パクチーのハーブ感を邪魔せず、むしろ爽やかに引き立てます。

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