今日の朝ごはん|湯葉と豚ロースの焼き春巻き・レモン餡掛け ― ソムリエが綴る体にやさしい朝食レシピ

今日の献立

  • 豚ロースの低温調理の湯葉で焼き春巻き・レモン餡掛け
  • 山クラゲとキクラゲのオイスターソース炒飯・どんぶり乗せ
  • いもがらとキクラゲの炒め煮
  • キクラゲと豚ロースとキャベツのマヨ炒め・すりごまをかけて

ひとくちメッセージ

湯葉のパリッとした香ばしさの中に、低温調理した豚ロースのやわらかさがふわっと入っています。そこへレモン餡がとろんと絡んで、朝から「やさしいのに満足する」一皿に。
キクラゲは今日は完全レギュラー。炒めても、煮ても、和えても、コリコリといい音で目が覚める。食感がちゃんと元気にしてくれる朝ごはんです。

レシピメモ

湯葉の焼き春巻き・レモン餡掛け

湯葉は高たんぱくで低脂肪、豚ロースはビタミンB群が豊富。
筋肉も代謝も両方サポートしてくれる黄金タッグ。
レモンのクエン酸が疲労をリセットしてくれるから、朝からエンジンが静かに始動。
“優しさで目が覚める”タイプのごはん。
 ※使用した器の詳細はコチラからご覧ください⇩
材料分量
低温調理した豚ロース適量(食べやすい棒状に)
生湯葉(または巻ける湯葉)必要枚数
少々(焼き目用)
出汁100ml
レモン果汁小さじ1〜2
薄口醤油少々
片栗粉+水(とろみ用)適量
仕上げ青のり適量

作り方

  1. 豚ロースを湯葉で巻き、フライパンで表面をこんがり焼く。
  2. 小鍋に出汁を温め、レモン果汁と薄口醤油で味を整える。
  3. 水溶き片栗粉でゆるくとろみをつけ、レモン餡にする。
  4. 器に餡を敷き、焼いた湯葉春巻きをのせて青のりをふる。

山クラゲとキクラゲのオイスターソース炒飯・とんぶり乗せ

山クラゲは食物繊維とカルシウム、キクラゲは鉄とビタミンD。
つまり「腸と骨のWサポート炒飯」。
オイスターソースの旨みがミネラルを引き立て、
一口で“整う”感覚がふわっとくる。
噛むたびに体が「おはよう」と言ってる気がします。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
ごはんお茶碗2杯分
山クラゲ(戻して刻む)適量
キクラゲ(粗みじん)適量
1個
オイスターソース小さじ1〜2
適量
黒こしょう少々
とんぶり少々

作り方

  1. フライパンに油を熱し、卵をふんわり炒めて取り出す。
  2. 同じフライパンで山クラゲとキクラゲを香ばしく炒める。
  3. ごはんと卵を戻し、オイスターソースと黒こしょうで味をまとめる。
  4. 器にこんもり盛る。とんぶりをのせて完成。コリコリ食感が主役です。

いもがらとキクラゲの炒め煮

昔ながらの“デトックス食”。
いもがらの繊維が腸内をやさしく掃除し、
キクラゲの鉄分が血を整える。
甘辛く煮ると、胃腸が「今日もよろしく」と笑うような安心感。
健康診断の前に出したい小鉢No.1。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
いもがら(戻して短く切る)適量
キクラゲ適量
醤油小さじ1
みりん小さじ1
輪切り唐辛子1本
ごま油少々

作り方

  1. 鍋に少量の油をひき、いもがらとキクラゲと唐辛子を軽く炒める。
  2. 醤油とみりんを加え、弱火でじんわり煮含める。
  3. 仕上げにごま油を一滴。落ち着く味の小鉢になります。

キクラゲと豚ロースとキャベツのマヨ炒め(すりごまがけ)

豚のビタミンB1とキャベツのビタミンCが、疲労回復のダブルケア。
マヨネーズとごまで“良質な脂”を少しだけプラスして、
朝の脳を滑らかに起動。
つまりこれは、「食べる栄養ドリンク」。
ごまの香りで目が覚める朝です。
 ※使用した器の詳細はコチラをご覧ください⇩
材料分量
豚ロース(薄切り or 食べやすくカット)適量
キャベツ(ざく切り)ひとつかみ
キクラゲ(食べやすく切る)適量
マヨネーズ小さじ1〜2
すりごまたっぷり
塩・こしょう少々

作り方

  1. フライパンで豚ロースを炒め、色が変わったらキャベツとキクラゲを加える。
  2. 軽くしんなりしたらマヨネーズで全体をまとめ、塩・こしょうで味を整える。
  3. 器に盛り、すりごまをたっぷり。朝からちょっと元気でます。

栄養メモ

豚ロースと湯葉は高たんぱく。しっかり食べても重くならず、朝から体の材料になる感じ。
キクラゲは鉄分と食物繊維が豊富。コリコリ噛むうちに自然とよく噛むので、満足感も◎。
いもがらは食物繊維たっぷりの昔ながらの知恵食材。やさしい甘辛味は“胃の準備運動”みたいな役目です。

ソムリエのひとこと

もし夜にもう一度この献立をゆっくり食べるなら、湯葉の焼き春巻きにはやわらかな白ワインを合わせたい。酸が立ちすぎないタイプだとレモン餡と喧嘩せず、湯葉と豚の旨みをふわっと抱きとめてくれる。

炒飯やマヨ炒めのコクには、果実味がほんのりある白も良いし、軽いスパークリングもきれい。油の後ろにいる甘みを引っぱり出してくれるので「夜のごほうび」になる。

朝はやさしく、夜はちょっと艶っぽく。ひと皿で一日を二回楽しめる、そんな朝ごはんでした。

今夜のためのワインメモ

ソムリエがおすすめするワインをピックアップ!
ワインの詳細は写真をタップ

  • ソアヴェ・クラシコ(イタリア):白い花と柑橘の香り。レモン餡をちゃんと受け止めて、湯葉のやさしい旨みを壊さない。
  • アルザスのピノ・ブラン:まろやかで角がない酸。キクラゲ入りの炒飯みたいな香ばしい一品と仲がいい。
  • 甲州 シュール・リー(山梨):和の出汁や発酵っぽい旨みと並べると、ストンと落ち着く安心感。ゆっくり飲みたい夜に。

ぶーちゃんのひとこと

「きょうはコリコリの日? コリコリっていい音だよね。ぼくもコリコリしたい。(※気持ちの話です)」写真ぶれてる🐶

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