魚出汁で炊いた根菜カレーに、ヌクマムで旨みの輪郭を足して、仕上げはパリパリに焼いた茶そば。
ごはんにかけるカレーも好きだけれど、今日は少しだけ景色を変えたい日。
マイヤーハイプレッシャークッカーで3分。短い加圧で根菜はやわらかく、魚出汁の旨みは深く。最後に春キャベツで軽やかさを足せば、ちゃんと春のカレーになります。
今日作るのは、魚出汁とヌクマムで旨みを決める、瓦焼きそばカレーです。
今日の献立
- 魚出汁の根菜カレー
- パリパリ瓦焼きそば
- 春キャベツの後入れ仕上げ
今日のエッセイ
カレーはだいたい、ごはんを待っている顔をしています。
でも今日は、そこを少し裏切ってみたくなりました。
魚の骨から取った出汁がある。しかも、ただの出汁ではなく、マイヤーハイプレッシャークッカーで引き出した、旨みの深い黄金スープ。
これを見ていると、白いごはんにそのままかけるのも良いけれど、もっと香ばしいものに受け止めてもらいたくなる。
そうして登場したのが、茶そばです。
フライパンでじわじわ焼いていくと、茶そばは少しずつ気持ちを固めていきます。やがて端の方からパリッとしてきて、見た目まで少し誇らしげ。
ここへ、魚出汁で炊いた根菜カレーをかける。しかも味の決め手には、ヌクマム。
魚出汁だけでも十分おいしいのに、ヌクマムが入ると「なるほど、ここにもう一段あったか」と、旨みの奥行きがぐっと深くなります。
じゃがいも、れんこん、にんじん、玉ねぎ。根菜のほくっとした甘みのあとから、スパイスが追いかけてきて、最後に春キャベツがふわっと抜ける。
全部を重たく煮込まないで、春キャベツだけは最後に軽く火を入れる。そのひと手間で、このカレーは“煮込み料理”から“春の一皿”に変わります。
そして、瓦焼きそば。
パリパリのところは香ばしく、カレーが染みたところはやわらかく。ひと口の中に、ふたつの食感が同時にいるのが楽しい。
カレーというのは、つくづく懐が深い料理ですが、今日は茶そばの方もなかなかの受け身上手でした。
この料理で解決できること
- 魚出汁を使った展開料理を作りたい
- いつものカレーを少し変化球で楽しみたい
- 圧力鍋で根菜カレーを短時間で作りたい
- 春キャベツを煮込みすぎず、おいしく使いたい
- 茶そばを主食としておもしろく食べたい
- マイヤーハイプレッシャークッカーの活躍がわかる一皿を作りたい
先にこれだけ
今回いちばん伝えたいのは、マイヤーハイプレッシャークッカーなら、魚出汁ベースの根菜カレーが3分加圧でしっかりまとまるということです。
しかも、スパイスとカレールーは加圧後に入れるので、香りが飛びにくい。春キャベツも最後に加えるので、煮込みすぎず、春らしい甘みと軽さが残ります。
そして、ごはんではなくパリパリの茶そばで食べる。
これが思った以上に良い。
魚出汁、ヌクマム、根菜の甘み、茶そばの香ばしさ。全部が一皿の中でちゃんとつながります。
今回のカレーの土台を作った、マイヤーハイプレッシャークッカー
魚出汁で根菜を3分加圧。短時間でもちゃんと火が入り、カレーや煮込みの土台がきれいに決まります。
魚出汁とヌクマムで旨みを決める瓦焼きそばカレーのレシピ



材料

- 魚出汁の黄金スープ 適量
🌟魚出汁もマイヤーハイプレッシャークッカーが大活躍記事はコチラ👆 - れんこん 適量
- 新じゃが芋 適量
- にんじん 適量
- 玉ねぎ 適量
- 春キャベツ 適量
- 無印良品 辛くないりんごと炒め玉ねぎのカレールー 適量
- クミンパウダー(大津屋) 適量
- ターメリックパウダー(大津屋) 適量
- パプリカパウダー 適量
- オニオンパウダー(大津屋) 適量
- ヌクマム 少々
- 茶そば 適量
- 油 少々
- 一味唐辛子または粉唐辛子 少々
作り方







1. 野菜を切る
れんこん、新じゃが芋、にんじん、玉ねぎを食べやすい大きさに切ります。
春キャベツは仕上げ用なので、あとから加えやすい大きさにちぎっておきます。
2. 野菜を炒める
マイヤーハイプレッシャークッカーに油を少し入れ、れんこん、新じゃが芋、にんじん、玉ねぎを軽く炒めます。
ここで少し表面をなじませておくと、あとから入る魚出汁とスパイスを受け止めやすくなります。
3. 魚出汁を注いで3分加圧する
炒めた野菜に魚出汁を注ぎます。
ふたをして、マイヤーハイプレッシャークッカーで3分加圧。その後は自然減圧します。
圧力をかけるのは、野菜と出汁まで。カレールーやスパイスは、このあと入れます。
4. 自然減圧後、根菜の火入りを確認する
自然減圧が終わったらふたを開けます。
れんこん、新じゃが芋、にんじん、玉ねぎにしっかり火が入り、魚出汁の旨みも野菜に入っています。
3分加圧でも、根菜はちゃんとやわらかい。でも崩れすぎない。ここがちょうど良いところです。
5. スパイスを入れる
ふたを開けたら、クミン、ターメリック、パプリカ、オニオンパウダーを加えます。
先にスパイスを入れることで、カレーの香りの骨格が立ちます。
ここで大事なのは、スパイスを加圧前に入れないこと。香りを生かしたいので、加圧後に入れるのがおすすめです。
6. 無印のカレールーを溶かす
スパイスをなじませたら、無印良品の「辛くないりんごと炒め玉ねぎのカレールー」を加えて溶かします。
このルーは、りんごと炒め玉ねぎの甘みがあるので、魚出汁と根菜の甘みによく合います。
必要なら少し煮て、好みの濃度に整えます。
7. ヌクマムで旨みを決める
仕上げにヌクマムを少量加えます。
魚出汁だけでも旨みはありますが、ヌクマムを入れることで、味の輪郭がぐっとはっきりします。
魚の旨みを、魚の発酵調味料で重ねる。言ってしまえば、旨みの追い打ちです。おいしい追い打ちは、歓迎します。
8. 春キャベツを仕上げに加える
春キャベツは最後に加えて、軽く火を入れるだけにします。
最初から煮込むと、春キャベツの軽やかさが消えてしまうので、食べる直前にさっと。
くたくたにしないことで、魚出汁カレーの深い旨みに、春らしい明るさが残ります。
9. 茶そばをパリパリに焼く
別のフライパンで茶そばを焼きます。
油を少しなじませ、あまり動かしすぎずに焼くのがポイント。端がパリッとしてきたら、香ばしい瓦焼きそばの土台になります。
今日はこの茶そばが、ごはんの代わりです。
10. 盛り付ける
器にパリパリに焼いた茶そばを盛り、横に魚出汁の根菜カレーをたっぷりかけます。
仕上げに一味唐辛子や粉唐辛子を少しふれば完成。
パリパリの茶そば、魚出汁のカレー、春キャベツ、ヌクマムの旨み。ちょっと変化球ですが、ちゃんとおいしい一皿です。
おいしく作るポイント


魚出汁だから、味の土台が違う
水で作るカレーももちろんおいしい。
でも今回は魚出汁を使うことで、根菜の甘みに対して旨みの奥行きがぐっと深くなります。
さらにヌクマムを加えることで、魚出汁の旨みがぼんやりせず、味の輪郭がはっきりします。
マイヤーハイプレッシャークッカーは3分で十分仕事をする
れんこん、新じゃが芋、にんじん、玉ねぎ。
この組み合わせなら、3分加圧でちゃんと火が入り、自然減圧後も崩れすぎません。
短時間なのに煮込みの一体感が出る、ちょうどいい着地点です。
スパイスとルーは加圧後
今回のようにスパイス感も生かしたいカレーは、加圧後にスパイスを入れて、そのあとルーを溶かす流れが合います。
圧力鍋に任せるのは、根菜の火入れと出汁のなじませまで。
香りの仕上げは、あとからです。
春キャベツは最後に入れる
春キャベツを最初から煮込まないことで、甘みも軽やかさもちゃんと残ります。
この“最後のやさしさ”が、今回のカレーを春っぽくしてくれます。
ごはんじゃなくて、瓦焼きそば
今回の変化球はここです。
パリパリの茶そばにカレーを合わせると、香ばしさ、やわらかさ、スパイス感がひと口ごとに変わって楽しい。
ごはんより軽やかで、でも満足感はしっかりあります。
味の着地
最初に来るのは、茶そばの香ばしさ。
そのあとに、魚出汁で炊いた根菜の甘みと、スパイスの厚み。
さらにヌクマムがじわっと効いてきて、ただの和風でも洋風でもない、ちょっと癖になる旨みに着地します。
最後に春キャベツのやわらかい甘みが抜けて、全体を重たく終わらせない。
なかなか気の利いたカレーです。
マイヤーハイプレッシャークッカーが今回強かった理由
今回の料理でマイヤーが強かったのは、魚出汁ベースの根菜カレーを短時間でまとめられたことです。
普通の鍋でじっくり煮込むのももちろん良いけれど、今日はそこに時間をかけすぎず、でも味は浅くしたくない。
そんな日に、3分加圧という短さで根菜に火を入れ、自然減圧で落ち着かせられるのはかなり便利です。
しかも今回は、魚出汁という旨みのあるスープを土台にしているので、ただ柔らかくなればいいわけではありません。ちゃんと“味の芯”がほしい。
その点、マイヤーハイプレッシャークッカーは、時短だけでなく、料理の骨格を作る鍋としてかなり優秀でした。
3分加圧で、魚出汁の根菜カレーまでちゃんと着地する鍋
スープだけじゃなく、煮込みの土台まで任せられる。今回の瓦焼きそばカレーを支えた主役です。
ソムリエのひとこと
この料理は、見た目はカレーでも、味の中心には魚出汁とヌクマムの旨みがあります。
だから、重たい赤よりも、少し冷やした軽やかな赤や、香りに寄り添う白の方が面白いです。
まず試したいのは、ランブルスコの辛口。
茶そばの香ばしさとカレーのスパイス感を、泡の軽さが気持ちよくほどいてくれます。
白なら、ヴェルメンティーノやソアーヴェ。
魚出汁とヌクマムの旨みを受け止めながら、春キャベツの軽やかさも拾ってくれます。
少し外していくなら、軽めのオレンジワインもありです。
スパイスと香ばしさをつなぐ役として、なかなか仕事をします。
ソムリエおすすめワインリスト
- ランブルスコ・ソルバーラ 辛口
- ヴェルメンティーノ
- ソアーヴェ
- 軽めのオレンジワイン
- ガメイ主体の軽やかな赤
あわせて読みたい記事
今回の一皿が好きな方へ。魚出汁、マイヤー活用、変化球麺の記事もあわせてどうぞ。
マイヤーハイプレッシャークッカーで作る料理まとめ
今回のように、スープや煮込みの土台から組み立てたい日に。
魚の骨の黄金スープで作る牡蠣パスタ
魚出汁を上品に使うならこちら。濁りにくい黄金スープから春のパスタへ。
瓦そばアレンジ記事
パリパリ食感を主役にしたいなら、茶そばの使い方はまだまだ広がります。
マイヤーハイプレッシャークッカーの実力をもっと見る
今回の瓦焼きそばカレーでわかるのは、マイヤーハイプレッシャークッカーが「時短の鍋」で終わらないことです。
魚出汁で根菜を3分加圧し、そのあとにスパイスとルーで味を組み立てる。そんな流れでも、食材の火入れと料理の土台がちゃんと決まるのが、この鍋の強さでした。
そして、この鍋の魅力は今回のカレーだけではありません。ごはんはふっくら、カオマンガイはしっとり、ソーキはぷるぷる、牡蠣はふっくら。短時間で食感を決めやすい料理が、ひとつずつつながっていきます。
マイヤーハイプレッシャークッカーの記事をまとめて見たい方は、固定ページはこちらです。
マイヤーハイプレッシャークッカーはなぜ失敗しにくい?ごはん・カオマンガイ・ソーキで検証した実力

まとめ
魚出汁で炊いた根菜カレーを、パリパリの茶そばで食べる。
言葉にすると少し変わり種ですが、食べてみるとちゃんと筋が通っています。
根菜の甘み、魚出汁の旨み、スパイスの厚み。
そこにヌクマムがもうひとつ深さを足して、最後は春キャベツが全体を軽く整えてくれる。
そして受け止めるのは、ごはんではなく瓦焼きそば。
パリッとした部分、カレーを吸ってやわらかくなった部分、その両方があるから、最後まで飽きません。
マイヤーハイプレッシャークッカーは、今回もちゃんといい仕事をしてくれました。
3分加圧で、根菜カレーの土台を作る。
こういう“時短なのに雑にならない料理”に、本当に強い鍋です。
今日は、ごはんじゃなくて、茶そばで。
そんな寄り道がちゃんと正解になる、瓦焼きそばカレーでした。
ぶーちゃんのひとこと

ぱりぱり と つるつる が いっしょにくるの、ずるいです。
しかも カレーで ちゃんと まとまるの、なかなか やりおります。

コメント