🥢 献立
- モーニングプレート
- 目玉焼き
- 白ソーセージ
- 茄子とピーマンのオイスターソース炒め
- エノキ茸とちりめんと明太子のバター炒め(+黒海苔リメイク)
- おぼろ豆腐(塩・オリーブオイル・胡椒)
- 海藻とちりめんのサラダ(黒海苔・ワカメ・布海苔・水菜・ポン酢)
- 古代米ごはん
- ワカメ味噌汁
✍️ 朝のエッセイ
「おはようございます。本日も朝の食卓実況中継のお時間です。
まずご紹介するのは、おぼろ豆腐。まるで雲をすくったように柔らかく、そこにオリーブオイルをひと筋。塩と胡椒で味を整えれば、和の食材が突如としてイタリアンの舞台へ出演。『豆腐よ、お前も地中海へ渡ったのか』と、思わず実況席から声をかけたくなります。大豆の良質なたんぱく質と、オリーブオイルのオレイン酸。体にやさしい両者が朝から共演しているのです。
そしてこちら、海藻サラダ。ワカメに布海苔、黒海苔と、水菜まで参加してまさに緑のオーケストラ。ちりめんじゃこのカルシウムが加わり、ポン酢が指揮棒を振れば、栄養バランスは完璧です。ミネラルと食物繊維で体をすっきり整えてくれる、まさに“健康直行便”。
主役席には王道の目玉焼きと白ソーセージ。黄身はぷるんと張りがあり、白ソーセージは控えめながら確実に存在感を放つ。さらに脇役の茄子とピーマンのオイスター炒めは、ごま油の香ばしさとソースのコクでご飯泥棒。昨日の残り物を黒海苔でドレスアップしたエノキ明太子炒めは、舞台裏からのサプライズ出演
こうして並べてみると、栄養士さんも太鼓判の“からだにうれしいフルコース”です。実況しているこちらまで、体がシャキッと整ってくる気がいたします。」
🍳 レシピ(材料と分量:2人分)
茄子とピーマンのオイスター炒め
最近購入したお気に入りの皿「かいらぎ」
材料
茄子 … 1本
ピーマン … 2個
ニンニク … 1片
ごま油 … 小さじ2
オイスターソース … 大さじ1
醤油 … 小さじ1
作り方
1. 茄子とピーマンを細切りにする。
2. フライパンにごま油と刻んだニンニクを熱し、茄子を炒める。
3. 茄子がしんなりしたらピーマンを加え、オイスターソースと醤油で味付けする。
エノキ茸とちりめんと明太子のバター炒め
材料
エノキ茸 … 1袋
ちりめんじゃこ … 20g
明太子 … 1腹
バター … 10g
三重県産 ほぐし 黒のり … 適量
作り方
1. エノキを3等分に切る。
2. フライパンにバターを溶かし、エノキを炒める。
3. ちりめんじゃことほぐした明太子を加え、最後に黒海苔をちぎって散らす。
おぼろ豆腐のオリーブオイルがけ
SAKUZANのちょうど良いサイズのお皿
材料
おぼろ豆腐 … 200g
オリーブオイル … 大さじ1
塩 … 少々
黒胡椒 … 少々
作り方
1. 豆腐を器に盛る。
2. 塩と黒胡椒を振り、オリーブオイルを回しかける。
海藻サラダ
材料
ワカメ(戻したもの)… 30g
布海苔 … 10g
黒海苔 … 適量
水菜 … 50g
ちりめんじゃこ … 10g
ポン酢 … 大さじ2
オリーブオイル…少量
作り方
1. 水菜は3cmに切る。
2. 海藻と水菜を器に盛り、ちりめんじゃこをのせる。
3. ポン酢をかけて完成。
この海藻たちは風味と旨味があってすごく美味しい!!
古代米ごはん
材料
白米 … 1合
古代米 … 大さじ1
作り方
1. 白米を研ぎ、古代米を加えて炊飯する。
ワカメ味噌汁
材料
だし汁 … 400ml
味噌 … 大さじ2
ワカメ(戻したもの)… 20g
作り方
1. 鍋でだし汁を温める。
2. 味噌を溶き入れ、ワカメを加えてひと煮立ちさせる。
目玉焼きと白ソーセージ
材料
卵 … 2個
白ソーセージ … 2本
油 … 小さじ1
作り方
1. フライパンに油を熱し、卵を割り入れて目玉焼きを作る。
2. 別の場所で白ソーセージを弱火でじっくり焼く。
🍷 ソムリエのひとこと
「本日の食卓は“体にやさしい”がテーマ。おぼろ豆腐にオリーブオイルという、和洋折衷を超えたヘルシーなアレンジ。ここに寄り添うワインは、重たいものより軽やかな酸と清涼感のあるタイプが理想です。
例えば、ジュラのクレマン。細やかな泡立ちとミネラル感が、豆腐のクリーミーさとオリーブオイルの果実味を引き立てます。あるいはシャルドネの若いヴィンテージなら、柑橘のニュアンスが海藻サラダの爽やかさを倍増させてくれるでしょう。
ワインは単なるお酒ではなく、料理に“健康的な余韻”を与える伴奏者。本日の朝食は、軽やかで体にやさしいワインとともに楽しみたい一皿でした。」
🍇 ワインリストとペアリング
ここでご紹介するのは、ソムリエのくんが実際に飲み合わせを試し、
「これは朝ごはんにぴったり」と感じたワインたちです。
ただの理論ではなく、実体験からのおすすめでございます。
ケンゾーエステート「あさつゆ」
→ 茄子とピーマンのオイスター炒めやエノキ明太子炒めに。ハーブや柑橘を思わせる香りが、オイスターソースや明太子の旨味を引き立て、全体を清涼感ある余韻にまとめます。 ワインリスト
ルイ・ジャド ブルゴーニュ・シャルドネ
→ おぼろ豆腐のオリーブオイルがけに。柑橘の香りと柔らかい酸が、豆腐のなめらかさとオイルの果実味をすっきり引き締めます。
クレマン・デュ・ジュラ(辛口泡)
→ 海藻サラダや目玉焼きと白ソーセージに。泡の爽快感とミネラル感が、海藻の塩味やソーセージの脂を軽やかに流してくれます。
📌 まとめ
「朝食は一日のリズムを整える舞台装置。今日は豆腐とオリーブオイルという小さな冒険が、和食の中に新しい風を吹き込みました。そして海藻サラダは、ミネラルと食物繊維で体を内側から支える存在。
主役の目玉焼きと白ソーセージは安心の定番。茄子とピーマンは食物繊維とビタミンを供給し、リメイク料理のエノキ明太子は、家庭の知恵と工夫を映し出すワンシーン。
つまり本日の朝ごはんは、シンプルでありながら“栄養と楽しさを同時に満たす小さなフルコース”。健康志向でありながら遊び心も忘れない、この二面性こそが〈くんのごはん〉の真骨頂だと感じます。」
🐾 ぶーちゃんのひとこと
「ねぇくん!、豆腐にオリーブオイルなんてオシャレすぎじゃない? ぼくのカリカリにもかけてみたら“ブーリシャーノ風”になるかもね。
でもやっぱりぼくは、海藻サラダよりソーセージ派。パリッと焼けた香りをクンクンしてると、体に良いとかじゃなくて、心が元気になるんだよ。だから朝のごはんって、栄養だけじゃなくて“楽しい気持ち”も大事なんだよね!」