ひとくちメッセージ
ボクがたどり着いた、カオマンガイの“その先”。
今日のエッセイ
カオマンガイって、優等生なんです。
やさしくて、整っていて、誰に出しても怒られない。
だからこそ、ふと思うわけです。
「もう一歩、踏み込んでもいいんじゃないか」と。
ごはんをフライパンに広げて、じっと待つ。
音はまだ静か。でも、数分後——
パチッ。
あの音が鳴った瞬間、今日の料理は“予定変更”です。
ひっくり返すと、こんがりとした焼き色。
そこにバターを落とした瞬間、香りが一気に立ち上がる。
もうこの時点で、カオマンガイは別の料理になっています。
仕上げに出汁をかけると、
香ばしさがほどけて、やさしい味へ戻る。
…ちゃんと美味しいのに、ちょっとズルい。
優等生が、急に色気を出してきた感じ。
ボクは、こういうのに弱いんです。
今日の主役
・カオマンガイのごはん
・牡蠣出汁透明醤油
・発酵バター
・和出汁スープ
カオマンガイシリーズ書いたよ👇


牡蠣出汁透明醤油の作り方は簡単👇

こんな時に、ちょうどいい
・余ったカオマンガイのごはん
・ちょっと味に変化が欲しい時
・外食っぽい仕上がりにしたい時
👉焼くだけで、別の料理になる
つまり
余りごはんが“主役料理”になる
焼いた瞬間、別の料理になる

ひと口食べると、まず感じるのは
👉焼きごはんのカリッとした香ばしさ
表面はしっかり焼き目がつき、
バターのリッチな香りが広がる。
そして中から
・鶏の旨味
・発酵バターのコク
・牡蠣出汁透明醤油の深い旨味
👉外と中で味のレイヤーがある
スープとの一体感

和出汁に牡蠣出汁透明醤油を合わせたスープをかけると
👉香ばしさがほどけて、やさしい味に変わる
まとめると
👉外はカリッ
👉中は旨味の塊
👉出汁でほどける
これは
和洋折衷の焼き茶漬け
材料(2人分)
【焼きご飯】
・カオマンガイの残ったごはん:茶碗2杯
・牡蠣出汁透明醤油:大さじ1
・発酵バター:小さじ2
【彩り野菜ソテー】
・菜の花
・カリフラワー
【スープ】
・出汁:400ml
・牡蠣出汁透明醤油:小さじ1
・水菜・ねぎ:適量
作り方
カオマンガイの旨みを吸った雑穀ごはんに、
よつ葉の発酵バターをひとかけ。ここからすべてが始まる。











① フライパンのセルクルの中にごはんを入れる
② 中火で押し付けながら焼く
③ 焼き色がついたら裏返す
④ 裏面も焼き色が付いたら発酵バターを最後に香り漬けで加える
⑤ カリフラワーと春野菜を発酵バターで炒め、少しだけ出汁を入れる
⑥野菜と焼きご飯を盛り付ける
⑦牡蠣出汁透明醤油スープに水菜とねぎを加える
👉最後に出汁を焼きご飯にかけて春の焼き茶漬けが完成
焼きのクオリティはフライパンで決まる
この料理の主役は、実はごはん。
そしてその仕上がりを左右するのが
👉フライパンの熱の入り方
フッ素コーティングのないフライパンだと
・焼きムラが出る
・カリッと仕上がらない
・ベチャっとする
なぜこのフライパンがいいのか
今回使っているのは
👉マイヤーのマキシムシリーズALL ONEパン
ポイントはここ👇
・アルミ+ステンレスの多層構造
→ 熱が均一に入る
・エクリプスコーティング
→ こびりつかず、焼き目が綺麗
料理への影響
このフライパンだと
👉ごはんの表面だけがカリッと焼ける
👉中はしっとりキープ
つまり
外カリ中ふわの“焼き茶漬け構造”が成立する
逆にこれがないとどうなるか
・焼き色が綺麗につかない
・水分が飛ばない
・旨味がぼやける
👉ただのカオマンガイごはん焼きメシになる
🛒焼きの仕上がりが変わるフライパン
・熱が均一に入る
・焼きムラが出ない
・外カリ中ふわが作れる
👉この料理の完成度を上げる一番の道具
この料理は、火入れは完成している。
だからこそ、最後の“焼き”で差が出る。
👉つまりフライパンの性能が、そのまま味になる
失敗しないコツ
・動かしすぎない
・中火をキープ
・バターは最後に入れる
なぜ美味しくなるのか
👉メイラード反応で香ばしさが生まれる(メイラード反応を書いた詳しいページ)
👉牡蠣出汁×バターで旨味が増幅する
メイラード反応はステーキなどいろんな料理で生まれるよ👇


🍷ソムリエのひとこと
この料理にブルゴーニュを合わせるなら、
若いワインではなく“熟成したピノ”が前提になります。
実際、店頭でよく見かけるブルゴーニュは若いヴィンテージが多く、
出汁や焼きの香ばしさに寄り添うタイプは、なかなか見つかりません。
「じゃあブルゴーニュはやめておこうか」
…と、ここで帰るのも少しもったいない。
そこで現実的におすすめしたいのが2つ。
ひとつは、ルーデュモンのレアセレクション。
蔵出しの古酒を扱うため、果実よりも落ち着いた旨味と余韻があり、
焼きごはんの香ばしさときれいに重なります。
もうひとつは、鳥居平今村のキュヴェ・ユカ。
熟成された甲州は、和出汁や牡蠣の旨味に自然に寄り添い、
この料理のやさしさを崩さず引き上げてくれます。
派手さはないけれど、ちゃんと美味しい。
こういうワインは、だいたい裏切らないんです。
👉この一皿は、ワインの“格”よりも“熟成とバランス”が重要です。
🐾ぶーちゃんのひとこと
それ、絶対うまいやつ。
ぼくはバターのにおい好き。
✨まとめ
カオマンガイは完成形じゃない。
焼くことで、もう一段上に行く。
👉焼き×出汁=新しい正解



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