ひとくちメッセージ
冬のドッグランでは、
時として誰も望んでいない名勝負が始まります。
だいたい片方は無言です。
今日の舞台

千葉・小谷流の里。
ドギーズアイランド。
名前だけ聞くと南国の香りですが、
この日は見事に雪国。
白い。
とにかく白い。
犬も人間も少しだけ判断力が緩む、
そんな理想的コンディションでございます。
📸 雪の日の遭遇

雪の日のドッグランにて。
ぶーちゃん、謎の白い物体を発見。
なお本人は、完全に
「見たことのない生命体」だと思っております。
飼い主だけがすべてを理解している、
非常に静かな緊張感。
だいたいこういう空気のとき、
ろくな展開にはなりません。
今日のエッセイ
雪を見ると、人は少し無邪気になる。
そして犬は――
必要以上に本能的になる。
この日ばかりは明らかに様子が違う。
雪。
走る。
跳ねる。
そして突然の静止。
視線の先には例の白い存在。
じっと見つめる。
近づく。
さらに近づく。
飼い主としては、嫌な予感しかしない。
そして案の定。
📸 感情の爆発

吠える。
見事なまでの全力吠え。
小型犬とは思えぬ主張の強さ。
対する雪だるま。
微動だにせず。
完全沈黙。
ここで重要な事実が判明します。
犬という生き物、
無視されると余計にヒートアップする。
ぶーちゃん、さらに吠える。
雪だるま、完全無視。
この世で最も温度差のあるやり取りが
いま静かに成立しております。
📸 少し冷静になる時間

視界いっぱいの白。
普段とはまるで違う景色。
なおぶーちゃんはと言いますと、
先ほどまで雪だるまに激怒していた事実など
すでに忘却の彼方。
全力で走り回っております。
切り替えの速さ。
人間社会で最も必要な能力かもしれません。
夜のドギーズアイランド
(※ここに写真④:夜イルミネーション)
そして夜。
昼間の大騒ぎが嘘のような静けさ。
雪と光。
やけにロマンチックな空気が流れます。
ちなみに昼間、雪だるまに全力抗議していた犬は
この時間すでに熟睡しております。
ドラマというものは往々にして、
当事者不在で幕を閉じるものです。
そして現在のぶーちゃん
雪のドッグランを全力で駆け回り、
雪だるまという理解不能な存在に抗議し、
必要以上に体力を消耗した結果――
夜。
完全に電池切れ。

テーブルにそっとアゴを乗せ、
視線すらどこか遠くをさまよう様子。
あれだけ元気に走り回っていた犬とは思えない、
見事なまでの静寂。
昼間の勢いというものは、
だいたい夜には影も形もないものです。
🐾 ぶーちゃんのひとこと
「……あの白いやつ、態度が気に入らない。」
まとめ
雪の日のドッグラン。
ただ遊んでいるだけのはずなのに、
なぜか小さな事件が起きる。
笑いが起きる。
そして少しだけ記憶に残る。
雪だるまは終始無言。
ぶーちゃんは終始全力。
今日も平和な一日でございます。


コメント