~アサイーボウルの朝ごはん~

🥣今日の献立

アサイーボウル

✍️ 今日のエッセイ

おはようございます。

本日の朝食は、少し趣向を変えて「アサイーボウル」。

アサイーピュレにヨーグルトを合わせ、その上にはシャインマスカット、ブルーベリー、キウイ、バナナ。彩りも栄養も豊かに並べました。仕上げにカカオニブとクラッシュナッツ、ココナッツファインをひとつかみ。見た目にも楽しい一皿です。

「朝からこんなに盛りだくさんで大丈夫?」と聞かれそうですが、実際に口にすると不思議と重たさは感じません。フルーツの酸味と甘み、ヨーグルトの爽やかさ、そしてカカオのビターなアクセント。どれもがバランスよく重なり、むしろ一日のエンジンをかけてくれるようです。

ソムリエとしての視点で一言。アサイーボウルはワインでいえば、まるでロゼのような存在。果実味と軽やかさがありながら、ナッツやカカオニブの苦味が、後味に奥行きを加えます。朝にいただくにはこれ以上ないマリアージュ。

朝ごはんは「ただ食べる」時間ではなく、心と体を調律する時間。

カラフルな果実が並んだ器を前にすると、少しだけ背筋が伸びる気がします。

今日も一日の始まりに、小さな祝祭を。

そんな気持ちを込めて、スプーンを手に取りました。

🥣 アサイーボウルのレシピ

材料(1人分)

アサイーピュレ … 100g(冷凍の無糖タイプがおすすめ)

ヨーグルト … 大さじ3(プレーン)

・シャインマスカット … 5粒(半分にカット)

ブルーベリー … 10粒ほど キウイ … 1/2個(スライス)

・バナナ … 1/2本(スライス)

カカオニブ … 小さじ1

クラッシュナッツ(アーモンドやクルミなど) … 大さじ1

ココナッツファイン … 小さじ1

作り方

ベースを作る アサイーピュレを室温で少し柔らかくし、ヨーグルトと混ぜ合わせる。器に流し入れる。 フルーツをトッピング シャインマスカット、ブルーベリー、キウイ、バナナを彩りよく並べる。 仕上げ カカオニブ、クラッシュナッツ、ココナッツファインを散らす。

ポイント

アサイーピュレは無糖タイプを使うとフルーツの甘さが際立つ。甘さが欲しい場合はハチミツを小さじ1加えてもOK。 トッピングは旬の果物でアレンジ自由。苺やマンゴーでも美味しい。 ナッツやカカオニブが「食感」と「大人っぽい苦味」を加えてくれる。 器は白や木目のボウルを使うと、色のコントラストが映えて写真映え◎。

🍷ソムリエのひとこと

今朝のアサイーボウルにペアリングワイン

「朝からワインなんて…」と心の中でつぶやいた方、きっと少なくないはずです。

でも安心してください。ここでご紹介するのは、どれも軽やかで果実感のある、アサイーボウルと寄り添えるワインたちです。

🌸 おすすめワインリスト

1. プロヴァンスの辛口ロゼ

シャトー・ミニュティ “M” ロゼ(フランス/プロヴァンス)  ストロベリーや柑橘の香り。フルーツの彩りと響き合い、朝に飲んでも重さを感じない爽快感。

2. 微発泡の甘口白

モスカート・ダスティ(イタリア/ピエモンテ)  やさしい泡と低アルコール。カカオニブやナッツのほろ苦さを包み込む、デザート感覚の一杯。

3. 日本のスパークリング

高畠ワイナリー 嘉スパークリング デラウェア(山形)  デラウェアの自然な甘酸っぱさ。シャインマスカットやブルーベリーとの相性が抜群。

4. フルーティーな白

アルザス ゲヴュルツトラミネール(フランス/アルザス)  ライチやトロピカルフルーツの香り。アサイーピュレやキウイの酸味と合わせると、南国リゾート気分に。

🌸 まとめ

アサイーボウルは、見た目にも華やかで、食べるだけで背筋が伸びるような朝ごはん。

そこに軽やかなワインをほんの一杯添えると、朝が少しだけ「特別な物語」になります。

ソムリエとしては、日常にそんな遊び心を加えていただけたら嬉しいです。