ひとくちメッセージ
レストランのようなツヤと奥行きを、自宅で。
砂糖でベッタリさせず、ワインにも寄り添う「複雑な甘さ」。
ラム、牛、鴨…肉の旨味をまろやかに包み込むソースです。
🥣 材料(作りやすい分量)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| バルサミコ酢 | 100ml |
| 赤ワイン(できればフルボディ) | 50ml |
| ブラウンシュガーまたははちみつ | 小さじ2 |
| 無塩バター | 10g |
| 醤油(隠し味) | 小さじ1/2 |
| 塩 | ひとつまみ |
| 黒こしょう | 少々 |
🍳 作り方
- 煮詰めの準備
小鍋にバルサミコ酢と赤ワインを入れ、中火で温めます。
泡が立ち始めたら火を少し弱め、半量になるまで10〜12分ほど煮詰めます。 - 甘みとコクを足す
ブラウンシュガー(またははちみつ)を加え、木べらで静かに混ぜながらさらに5分。
とろみが出てきたら塩・醤油を加え、味を整えます。 - 仕上げの香り出し
火を止めてからバターを加え、鍋を揺すりながら乳化させます。
照りと艶が出たら完成。
肉を焼いたフライパンに流し入れてソースとしても使えます。
🍷 ソムリエのひとこと
バルサミコの酸味とワインの果実味が重なり、ラムや牛肉の甘みを引き立てます。
おすすめはピノ・ノワールまたはバローロ。
やや熟成の進んだ赤ワインを合わせると、ソースの酸がワインの酸と共鳴し、
一体感のあるペアリングになります。
💡アレンジのヒント
- フライパンの焼き汁に加えると「肉汁ソース」に変化。
- ローストビーフ、鴨のロースト、仔羊のグリルにおすすめ。
- 少量のエスプレッソを加えると、苦味と深みがプラスされ大人の味に。
🧊 保存方法
完全に冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で約1週間保存可能。
温め直す際は弱火でゆっくり。バターが分離しないよう注意。
📎 関連リンク
👉 基本のトマトソースを見る
👉 ラムランプのバルサミコソース添えレシピを見る
👉 牛ヒレのグリル バルサミコソース仕立てを見る